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コンテンツライティングを極めたい時、欠かせない5つの感性

芦沢壮一 芦沢壮一


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2. 気持ちに正直に書く

誰しも経験があるだろうけれど、面白いことを書こうとしたりウケようとすると、まずウケない。飾らない等身大の姿や気持ちに人は共感するからだ。そしてウソは書かないこと。ウソというのは架空の話というだけでなく、美味しいと思わないのに美味しいと食レポしてしまうようなこと。自分の気持ちにウソをつくと、文体のあちこちにうっすらとそれが現れてしまう。

だから大切なのは、本当に書きたいテーマを発見することにある。どのように書くかより、何を書くかに時間をかけて考えるのが良い。今の自分だから書けること、自分でなければ書けないと思うこと、書かなきゃという使命感に駆られるような、そんな熱い気持ちが湧いてくるテーマは何か。それが見つかれば自然と自分の気持ちに正直に書けるようになり、言葉が内側から溢れ出てくる。

https://www.machikado-creative.jp/wordpress/wp-content/uploads/2016/05/computer-1185637_960_720.jpg

3. 批判もよいが、提案も

よく見かけるのが既存の何かを批判することで自分の意見を主張するような文章。問題提起としてその構図自体はアリなのだけれど、批判に終始することのみではその文章に魅力は伴い辛い。批判文章は書きやすいし近い意見の人たちの共感も得やすいのだけど、結局それは批判対象に乗っかっているだけで、自らが何かを生み出してしているわけではない。どんな文章にも創造性あってこそ永続的な価値が生まれるものと私は考えているので、もし批判記事を書くならそれと同等のボリュームで自分の対案を併記するのが良いと思う。

過去をざっと振り返っても、批判だけで名を成した文筆家というのは存在しないし、0から1を生み出すことにこそ書き手のクリエイターとしての価値がある。いや自分はそんな立場は目指さないよという人はいいけれど、書くことで何かを伝えたいと心から願うのであれば、やっぱり批判だけではなくて提案マインドは必須なんだろうと思う。

街角のクリエイティブ ロゴ


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