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元編集者が教える「締切を守らない著者に効く魔法の一言」10選

トゥルーテル美紗子 トゥルーテル美紗子


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ひと言7:「売り時を逃しちゃいますよ」

書籍には売り時というものがあり、たとえばお弁当の本は4月、片づけの本は年末頃の12月に売れる傾向があります。その時期に読者の購買意欲が高まるからであり、また書店にコーナーができて売りやすいという理由も大きいです。そんな時期を逃すと、たとえ本の中身が抜群に良くても売れ行きはがくっと落ちてしまいます。もったいないことです。
特にビジネス感覚に鋭い著者は、このひと言でやる気になってくれます。

https://www.machikado-creative.jp/wordpress/wp-content/uploads/2016/04/0425_07.jpg

ひと言8:「今から取りに行きますね」

原稿は99.9%データ送信する時代、生原稿をやり取りする文化はなくなってしまいました。ただ、そんな現代でも会って顔を見ることは大切です。ちょっと世間話をすることで原稿のネタが生まれるかもしれませんし、メールや電話では伝わりにくい感情の機微も伝えられます。相手に誠意を伝えることもできます。古い考え方かもしれませんが、膝を突き合わせて生み出した本は、やはり魂がこもって輝きが増すと思うのです。

ちなみに私は、新幹線で京都から神奈川まで原稿を取りに行ったことがあります。その場で原稿を受け取ることはできませんでしたが、少し先生と話をした後、その日の夜に原稿をメール送信していただくことができました。

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