ひと言5:「箇条書きでもいいですから」
これまた相手の負荷を減らす作戦です。もうにっちもさっちもいかなくなった時、「もう原稿は書かなくていいです! アイデアリストをもらえば私が書きますから!!」とお願いしたことがありました。さすがに箇条書きはまずかろうと思われたのか、勝手に書かれちゃ大変だと思われたのか、こちらの必死さに身震いしたのか、結局その方はきちんとした原稿を締め切り前にくださいました。
ひと言6:「あとたったの10万字です」
負荷を減らすのではなく、負荷が減ったと錯覚させる作戦です。言葉の力は偉大なもので、「たったの10万字ですよ♪」と鼻歌交じりに言えば、「そんなものか」という気が先方もこちらもしてきます。
「1日5千字書けば20日で終わりますよ」と作業量を小分けにするのもいいかもしれません。1日5千字だって一仕事なのですが、10万字と比較すればぐっとゴールが近づく感じがします。