独り言が増える
1人で仕事をしていると、喋る相手がいないので独り言が増えます。多くの場合は恨み節で、Photoshopの処理が遅ければ「畜生!」と呟き舌打ちし、お腹が空けば「ひもじいなあ」と、ため息混じりで呟きます。
他にも「うーん」「あー」「ほーう」「へえ」「いやいやいや」などなど・・・。殆どは意味を成さない言葉を発してしまうものです。また、流している音楽やラジオに突っ込みはじめるのも症状のひとつです。
声が出なくなる
人間運動をしないと筋肉の量が減るのと同様に、日常的に会話をしていないといざという時に声が出ません。これは家に篭って仕事をしている方には大いに「あるある」ではないでしょうか。今日喋った言葉がコンビニでのやり取りだけだったなんてこと、ありますよね。
そんな時、打ち合わせに行かなければならなかったり、電話対応をしなければいけないとなると、これはもう大変です。Skype会議なぞした日に後から録音したものを聞くと、自分の余りのウィスパーボイスとコミュニケーション能力の低下を痛感し床に頭をめり込ませながら逆立ちしてそのままブエノスアイレス辺りまで潜りたくなるほど恥ずかしくなります。
電話に出るのが怖くなる
クライアントからの電話に出るのが怖くなるのも特徴です。
くるはずの無い時間にかかってくるクライアントからの電話、これは多くの場合修正、追加依頼です。データを送ってからかかってくる電話、これも多くの場合修正、追加依頼です。その修正、追加依頼を請けてからかかってくる電話、これは多くの場合修正、追加依頼の訂正とさらに追加の依頼です。
この波状攻撃により、いつしか着信がトラウマになり、ちょっとしたホラー映画より着信音や「ゔーん」というバイブ音、または突如出現するポップアップ通知に恐怖を感じる身体になってしまうのです。