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「自分は何ができるのか」明確に伝える力が40代サラリーマンを救う

芦沢壮一 芦沢壮一


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考え続け、自分の役割を見つける

では私たちは一体、何をすれば良いのか。それには特定の優れた「技術」を身につけることだ。身につけるべき価値ある「技術」というのは何も理系の技術者やIT・webシステム業務に限った話ではない。

「営業しかやったことがない」のであれば、優れた営業力というものがどんな要素で構成されているのか分析してみるといい。それはどのような手法で身につけられたのか、他人に同じ力を習得してもらうならどんなプロセスが有効なのか、他業種で応用が効きそうな先はどこか、そういう知恵を言葉に置き換え分かりやすくまとめ、再現性を持たせることが出来たならそれは優れた「技術」に他ならない。

大切なことは、常に自分の頭で考え続けることだと私は思う。大きな流れに漫然と乗っている日々は楽かもしれないが、その先が滝なのか海なのかも分からないのが今の世の中だ。だから時には流れに逆らい、脇道に逸れ、漕ぎ方を変え、あるいは船を乗り換え、とにかく考えては判断することを繰り返すことだ。ただ組織から与えられた役割に安住していても、何も得ることはできない。私たちの寿命は、組織のそれより遥かに長い。自分の生涯の役割を自分で見つけることができた時はじめて、本質的に自立したキャリアの第一歩を踏み出すことができるのだ。

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