あなたは『口の悪い人間』ですか?
全く自慢できませんが、私は救いようのないほど『口の悪い人間』です。そういえばどこかの国の大女優が言っていました。「美しい言葉を身にまとえば、人生はもっと美しいものへと生まれ変わるでしょう」とかなんとか(違ったら笑って許して)。ああそうか・・・それなら私は「一生美しい人生に出会えそうにないわ」と愕然としました。が、ある日気づいたのです。『九州地方のばあさんキャラ』で会話をすると、幾分か緩和されるということに。
このキャラが定着してからというもの、いわんとしていることは同じですが、そこはかとなく『キツイ言い回しを50%くらいの破壊力に緩めてくれる』のを肌で実感しました。
真性の『口の悪い人』だけでなく、『年上とのコミュニケーションに戸惑っている方』にも実はオススメです。今回は九州弁ビギナーの方でも比較的使いやすいフレーズをまとめてみました。
「そげんあるとね」という『相づち』
たまにいますよね。全く面白くない話で爆笑している人。「ねえねえ! 面白くない!? もうほんとすごかったんだってば!」なんて興奮されても全く同感できない。本当は「へえ・・・」とか「あっそ・・・」とか「ああ、そうなの、ハーイハイハイオッケオッケ」とか。どうでもいい相づちを打ちたい気持ちは、そっと心の奥底にセイ・グッバイ。そんな時は「そげんあるとね」と表現を変えてみてはどうでしょうか。どうとでも取れる相づちなので、たとえ死んだ魚のような目をした状態で発したとしても、誰も悲しまずに済みます。
心優しいあなたは「そげんあるとね!!」と語尾にビックリマークを付け足してあげると、かなりポジティブな印象に取ってもらえます。
「昨日彼氏がさあ〜・・・ぐだぐだぐだぐだ・・・」「そげんあるとね」「んで、結局こんな感じでさあ〜・・・」「そげーんあるとね!!」
右から左に受け流したいような、クソつまらない話題の際に多用してください。