マツコさんはクラシックがお好き
今回のポイントは、いずれの曲も弦楽器が使われていること。ジャンルとしては「弦楽器による室内楽や協奏曲」にあたります。そして、ご紹介した3曲は「クラシック名曲100選」のようなCDには必ず収録されるレベルの名曲揃いですが、一般的知名度が高いジャンルというよりは、ちょっと通好み。
マツコ・デラックスさんがかなりのクラシック音楽通であることは、TBSの番組『マツコの知らない世界』などで明らかにされています。この『怒り新党』の選曲に携わったわけではないと思いますが、選曲した方は「あまりに陳腐な曲ではマツコさんが『怒り心頭』になってしまう」という意識はきっとあったのではないでしょうか。
・・・・・・というのは推測の域を出ない仮説ですけれど、マツコさんは正直な方なので、曲が適切でないと思ったらどこかの段階で指摘するはずです。クラシック通のマツコさんの番組だからこその選曲と言うのは、決して過言ではないと思います。
知っていたら通っぽい室内楽
- サン=サーンス『動物の謝肉祭』(室内楽版)
- シューベルト「ピアノ五重奏『鱒』」
- ベートーヴェン「ヴァイオリン・ソナタ第5番『春』」