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【街角のクラシック音楽】現役音大生が『マツコ&有吉の怒り新党』の音楽を解説

原田真帆 原田真帆


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『新3大◯◯』を検証するのは魚だった

『新3大◯◯調査会』の検証シーンでかかるのがこちら。

Reference:YouTube

オーストリアはウィーンで活躍したシューベルトのピアノ五重奏『鱒(ます)』の第4楽章です。この曲は作曲者自身がこの前に作曲していた『鱒(ます)』という歌と同じ旋律を使って書かれていて、その旋律を使ったのがちょうどこの4楽章です。

ちなみに『鱒(ます)』は、ピアノとヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、そしてコントラバスによって演奏されます。ピアノ五重奏とは「ピアノを含めた様々な楽器による五重奏」のことで、ピアニストが5人いるわけではありません。ややこしや。

https://www.machikado-creative.jp/wordpress/wp-content/uploads/2016/01/new_eastern-brook-trout-959629_1280.jpg
こちらが鱒(ます)

この曲については以前人づてに聞いた笑い話がありまして・・・・・・。とある演奏会にて、曲間でアナウンスが入っていたそうです。次に演奏される曲は『鱒(ます)』。演奏者はスタンバイ中です。原稿はいよいよあと1文、アナウンサーが息を取ります。

「それではお聴きいただきましょう。シューベルト作曲、『樽(たる)』」

魚へんの漢字って難しいですよね!

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