新3大◯◯を導くのは永遠の名曲
続いて、番組後半の『新3大◯◯調査会』に移ります。
まずは『新3大◯◯』のイメージを決定付ける曲からご紹介しましょう。
Reference:YouTube
こちらはドイツの作曲家メンデルスゾーンの代表作、『ヴァイオリン協奏曲』より第1楽章冒頭から。ヴァイオリン曲としては、もっとも有名な曲のひとつです。それとも日本では『情熱大陸』の方が有名でしょうか・・・・・・。
この曲の特徴は、何と言っても最初の旋律。涼しげな音の割に、悲劇性を秘めて迫ってきます。これはメンデルスゾーンという作曲家が「悲劇のヒーロー」気取りなところがあったから、と言われています。
メンデルスゾーンの像
実際彼は早死にですし、ユダヤ人として差別を受けたこともあり、その点で彼が感じた悲哀は他者の想像では及びません。しかし、お金持ちの家に生まれ、幼少期から家族の反対なしに音楽に打ち込めたあたり、歴代の作曲家の中ではかなり恵まれた境遇の人です。
ちょっぴりこじつけのような『新3大◯◯』。語りが大袈裟な分、音楽も同じくらい「大袈裟」なテンションが必要です。