2. 大切なことを先にスケジュールする
自由に書き記した紙を眺めると、自分が強いこだわりを持っていること、これだけは何があっても確保したいと感じる行動や習慣を見つけることができるでしょう。それは語学の勉強だったり、友人とのフットサルだったり、いつか実現したいパン屋さんの計画作りだったり。自分の心の「核」となる行動や習慣を何よりも大切にし、他のどんな出来事よりも先にスケジュールしましょう。この時間を一年の計画の中で「守る」ことに注力すると、生活全体の満足度が上がります。具体的にはカレンダーや手帳にまずこれらの予定を書き込むことです。周囲の人々にも、自分がそのことを大切にしているのだと日頃から口に出して伝えます。そして「急な仕事だから」など他の出来事を理由にして安易に予定を曲げない粘りと工夫が大切です。
逆にそれらを犠牲にしながら働いたり他人の優先順位に合わせる状態が続くと不満足感が自身の内側に蓄積していき、時にその刃先が他人に向いたりもします。そして自分が大切にすることを守るためには、家族の協力を得られるようお互いの時間確保のために協力をし独りよがりにならないことも必要で、それにより互いが不満足感を持つことなく目標に真っ直ぐ向き合う状態を維持することができます。
