「声」は「ニオイ」と同じくらいの破壊力がある
私が言いたいのは、声の「高い・低い、大きい・小さい、かわいい・セクシー」かどうかが問題なのではく、つまり「不快な声」を出していないかどうかが問題なのだ。私に1人、驚くほど口の悪い友人がいる。しかし彼女の声質があまりにも心地よすぎて、例え耳を塞ぎたくなるようなゲスい話をしていたとしても、不思議とそのゲスい内容すらも破壊力が1000分の1程度に緩和されてしまうのだ。（※ちなみに渡辺直美の声質に近い）
よく聞く、「ニオイ」にフェロモンの作用があるという説、これも相手を選ぶ時に重要なポイントだと言われている。
例えば俳優。一般ピーポーの私たちからすれば、もはや彼らはリアルな存在ではないわけで、もちろん画面越しにニオイを嗅ぐことは不可能。では、顔やスタイル以外のどこで好き・嫌いを判断するかといえば、やはり「声」になってしまう。逆に言えば、顔がタイプじゃなくても「声」だけで魅了されてしまう人もたくさんいる。私の場合、俳優ならベネディクト・カンバーバッチ。声優ならば、分かり易いところで進撃の巨人のリヴェイ（神谷浩史）、DEATH NOTEの時のL（山口勝平）あたりとでも言っておこうか。（2次元に関してはキャラにマッチしているかも重要なポイントだが、そんなことは誰も聞いていないし私の趣味なんてどうでも良い）
