誰もが知っている超有名な芸能人。外見はさておき、知名度はSMAPのキムタクに勝るとも劣らない。兄はそんな大物(?)芸能人のマネージャーをしている。テレビのない生活でも全く困らないくらい芸能界に疎い私でも、兄がマネージャーでありがたいと思うことが2点ある。
1点目は、自分では買わないような高級そうな食べ物にありつけること。兄が芸能人のおこぼれを持って帰ってきて、それを私もありがたく頂いている。大物芸能人への差し入れだから、庶民である私にとっては当然高級品なのだ。
そして2点目。兄を利用して知人のミーハー度を知ることができる。
「お兄さんは何しているの?」
「芸能事務所で働いています」
「えっ!? 芸能人?」
「いえ、マネージャーです」
「差し支えなければ誰のマネージャーか聞いてもいい?」
「○○○さんと○○○さんです」
このあとのリアクションで、相手がどの程度ミーハーなのかが分かる。あなたはどのタイプ?
【ミーハー度0%】無関心タイプ
「そうなんだ。大変そうだね」と言って終わり。このあとは別の話題に移る。芸能界に全く興味がないのだろう。自分の興味・関心に向かって全力で取り組んでいる人はこのタイプに該当するケースが多い。
【ミーハー度30%】応援してくれるタイプ
「テレビで見てるよ! これからも応援するね!」と優しさを見せてくれる。相手の気遣いが嬉しい。このタイプはあまりミーハーではない。別に兄の職業が何であっても、優しい言葉をくれる人なのだ。「すごいね、頑張ってるね」って。大人しく穏やかに生きている人はこのタイプが多い。
【ミーハー度50%】無関心を装うが装いきれないタイプ
そんなに興味はないよ、ミーハーじゃないよ、ただちょっと質問したいだけ、という雰囲気を醸し出しながら根掘り葉掘り聞いてくる人もいる。プライドが高い人はこのタイプが多い。
【ミーハー度80%】なぜか兄を褒め出すタイプ
【ミーハー度30%】タイプのミーハー度を高めた感じのリアクション。「えっ!? 超有名な芸能人じゃん!? お兄さんすごくない?」となぜか兄を褒めてくれる人もいる。ありがたいことだけれど、残念ながらすごいのはその芸能人であって兄ではない。いわゆる“チャラい”人はこのタイプが多い。
【ミーハー度100%】「会いたい」と言うタイプ
【ミーハー度50%】タイプを素直にして勢いづけたらこのタイプになる。「俺、その芸能人大好き! 毎日テレビで見て応援してるよ! だからさ、お兄さんに伝えてよ、俺が会いたがってるって! もしその芸能人と一緒に飲むことがあったら俺も呼んで!」と冗談とも本気とも取れるミーハー度全開の人も中にはいる。このタイプに多いのは、意外にも(?)お人好しな人だと思っている。
こんな分析をしている自分の性格の悪さに自分で呆れつつ、やっぱり相手のリアクションを楽しんでしまう。そんな私もたぶんミーハーだ。いいじゃない、ミーハーでも! 開き直って自分に素直になろう!
※これは、あくまで経験上感じたことを私なりに分析してみただけであり、当然万人に当てはまるものではありません。ただの素人目線でつかんだ“傾向”にすぎないことを念頭に置いて読んで下さい。
ではまた!
次回も読んでね!
きゅうり(矢野友理)