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清水翔太が売れきらなかった理由をback numberを通じて考える(前編)

岡本拓 岡本拓


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よく、明るく楽しそうにしている人は「悩みとかある?」と聞かれるものだが、この厳しい時代、どれだけ明るく見える人でも、心の中では悩みを抱えているものだ。そういう意味で、明るく見える人は、何も悩みがないから明るいのではなく、悩みや苦悩、時には絶望がありつつも、そんな自分を認めつつ、それでもなお明るく楽しく生きることを選んだ人なのではないだろうか。そのような前向きな姿勢を、ユーモアと呼ぶべきと私は思うのである。多くのリスナーがback numberを「女々しい」と言いつつも、彼らの楽曲によって前向きな気持ちになったり、明日への活力を与えられている理由は、ここにあるのである。

back numberの歌詞の持つ“女々しさ”についての分析は以上である。こうして冷静な見地から楽曲を見つめ直した時、彼らの歌詞が多くの人々の心を揺さぶり、共感を集めているのは、ある意味非常に納得できることではないだろうか。では、清水翔太の歌詞はback numberの歌詞とどこが違っているのだろうか? それについては、次回、詳しくお話することにしよう。

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