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すぐできる!あなたがまだ内定が無い理由と簡単すぎる治療法【連載】外資系OLの上から就活塾

トイアンナ トイアンナ


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はじめに

こんにちは、トイアンナです。就活シーズンもピークを迎え、4年生の皆さんはそろそろ内定が出始める時期かと思います。内定がまだ出ていない方は、そろそろ焦りを感じ始める時期ではないでしょうか。そこで、ESや面接指導を400件以上担当してきた経験から、まだ無い内定の方へ今すぐトップ企業の内定に近づける簡単な方法を1つ、お伝えしたいと思います。

1分でわかる内定への道

まず、メモする道具を用意してください。そして「できればやりたくない仕事」を羅列してみましょう。いわゆる3Kの仕事でもいいですし「寒い中バレンタインデーのチョコを売る」「人付き合いが苦手だから接客業全般」でも構いません。

次に、この「苦手な仕事」「やりたくない仕事」の中から「最もやりたくない仕事」を選んで短期バイトに応募してください。

なぜ!? と思ったかもしれませんが、この時期に内定が無い人には大きな特徴があります。ずばり<パッとするエピソードがない>。学生の話を聞きすぎて疲れ気味な採用担当者が「おっ!」と思うようなエピソードが、ないんです。

エピソード以前に筆記試験に通らない方は、こんなコラム読んでる暇があれば勉強してください。早い人は大学2年生のころからSPI解いてます。2週間で1冊、問題集終わらせてから戻ってきてください。

と、エピソード重視の話をしましたが、単に奇抜なエピソードを採用担当者は求めているわけではありません。もしあなたが「自分ではパッとしたエピソード」を出しているつもりなのに内定を取れていないとすれば、それは①採用担当者にとってパッとしていないか、②エピソードが少なすぎるかのどちらか。まずは、「自分ではパッとしたつもりでも、採用担当者の心が萎えるエピソード」の例を挙げてみましょう。

https://www.machikado-creative.jp/wordpress/wp-content/uploads/2015/06/DSC_0013.jpg

1. 採用担当者にとって萎えるエピソードの例

日本一周・世界一周

ここがパッとしない!

  • 100人に1人の大学生はやるようなことでチャレンジ精神が感じられない
  • 仕事で役立ちそうな他者との協調性などが判定できない

大学の成績

ここがパッとしない!

  • 筆記試験で頭の良さはわかるので加点にならない
  • 採用しても大学院に行ってしまうのではないか? と採用担当が不安になる
  • 会社の仕事で欠かせない「他人とうまくやる」素質の有無は成績ではわからない

2. エピソードが少なすぎる例

サークルの代表だった話を延々する

ここがパッとしない!

  • サークル=友達とのやり取りなので、会社で必要な「知らない人と上手くやる」能力の有無がわからない
  • 仕事はカネ作りなのに、サークル活動だけでは売上を作れる人材かわからない

アルバイトを頑張った話を延々する

ここがパッとしない!

  • 会社は「自分で課題を作り挑戦できる人」を求めるが、アルバイトは「与えられた仕事を繰り返す仕事」なのでプラスにならない
  • 劇的な成果(+50%の売上など)が無い限りあなたがカネを作れる人材かわからない
  • アルバイトのスタッフは「よく見知った相手」なので「知らない人」とうまくやれるかわからない

こうして羅列すると、採用担当が求める「典型的なエピソード」が見えてくるのではないでしょうか。そう、「パッとしたエピソード」とは

①自分で課題を作り挑戦して
②人とうまく交渉し
③カネを作った話

なのです。要するに「お前なんぼ稼げんの?」という問いしか質問されていないわけで、就活というのはこう考えてみればとてもシンプルです。

と、いうわけで「私めっちゃ稼げますよ」エピソードを手っ取り早く用意する必要がありますが、そのためには「あなたが最も嫌だと思う短期バイトを死ぬ気でやる」のが一番簡単です。


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私は大学生の頃、絵に書いたようなコミュ障でした。特に「知らない人と次々に話すこと」と「1人の人間と仕事でじっくり付き合う」ことが苦手。そこで、それぞれの能力を鍛えるためにドラッグストアと家庭教師をバイトで始めました。エピソードとしては単なる『バイト』ですが、あらかじめ「自分はここが弱い」と認識して「それを変えるようなバイトをした」ことで【①自分で課題を作り挑戦した】エピソードに該当します。接客業であれば【②人とうまく交渉する】部分は欠かせません。

私の場合、まずドラッグストアでクレーマーや万引き犯を相手にすることで「自分が相手にしたい人間以外は相手にしなくていい」と達観し、同時にひいきにしてくれる顧客を大事にすることで全体の売上を伸ばしました。【②人とうまく交渉する】とはすなわち、カネの元になる顧客を大切にするという意味もあったのです。

家庭教師では学生が目の前でリストカットを始める強烈な仕事場に恵まれ(?)1対1ならなにをされても動じなくなりました。リストカットに動じず淡々と勉強を迫る家庭教師は生徒にとって怖かったかもしれませんが、クライアントであるご両親とは一致団結し【②うまく交渉する】ことができました。
また、バイトなので必ず成果は【③カネを作る】部分に反映されます。たとえどんなに仕事が辛くてもカネという判りやすい結果が出るという喜びを経験することもできるはずです。

おわりに

以上、無い内定な人がよく抱える課題と、簡単に内定へ近づくための方法をご案内いたしました。もう時間が残されていないからこそ、効率的に相手が求めるエピソードを用意して、内定を勝ち取ってください。

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