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はるのん初恋編【連載】現役女子就活生の翻弄されまくり日記

はるのん はるのん


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こんにちは。口座残高1435円のはるのんです。「就活、金マジヤベーから! マジ金欠! ワンチャンもできねえよ」と言っていた、テニサーのヒロ(仮名)さんの薄っぺらい言葉は本当だったんだなと驚いています。私の場合は、

  1. 逃げ帰るときに使うタクシー代
  2. 説明会や面接帰りにふと立ち寄ってしまうタイヤキ代
  3. 記事やESを書くための場所(カフェ)代

にほぼ消えます。お金がないと、人は余裕をなくすものですね。何かいいバイト情報お持ちの方いらしたら、紹介してください。持ち帰られる系以外ならやります。

さて。就活とそれを取り巻く人間関係に翻弄されまくりのはるのんですが、実は、私の翻弄人生はそんな歴史の浅いものではありません。そこで、今回からしばらく“はるのん生い立ち編”と題しまして、私の翻弄人生の原点を振り返ってみたいと思います。のべ10万人弱の読者の方を自己分析に巻き込むのもどうかと思いますが、どうぞお付き合いください。

今回は、人生で初めて翻弄されたこと、『初恋』について書こうと思います。みなさん、2005年に放送されたドラマ「野ブタ。をプロデュース」を覚えているでしょうか? KAT-TUNの亀梨和也さんと山ピーこと山下智久さんの“修二と彰”というコンビが話題になったアレです。堀北真希さんの出世作としても知られています。

当時私は小学校6年生だったのですが、クラスの男子の中で“修二(亀梨和也さん)のモノマネ”が流行りました。修二は、文武両道でクラスの人気者であり、可愛い彼女もいる。そんな、キラキラした修二に憧れたクラスの少年たちはほぼ全員修二の口癖である『バイセコー バイバイセコー』という挨拶などを真似し、周りの女子たちをキャーキャー言わせていました。でもそんな二枚目キャラの修二になりきるチャラい輩が多い中、彰(山下智久さん)のモノマネをする少年がいました。

それが私の初恋のたかしくん(仮名)です。

たかしはドラマ内の彰と同じように、周りから少し浮いた存在でした。朝読書では、みんなが『青い鳥文庫』のはやみねかおるを読む中で1人だけ村上春樹を読んじゃったり、クラスの係決めの時間に「ここに書いてある係なら僕はやらない。僕が考えた“授業崩壊係”ならやってもいい」と先生に言い放ち、空気を凍り付かせてしまったりする男の子でした。

いま思い出すと「このマセガキ!  小学生は黙って世界地図でも眺めてろ」と怒鳴りつけたくなるような男の子でしたが、当時の私は毎日「たかしくんってみんなと違ってカッコイイな、すてき♡」と思っていました。たったいま(はるのん、小さい頃からバカすぎだろ・・・)という声が全国から聞こたような気がしましたが、空耳かな、気にせず続きを書こうと思います。

ある日の授業中、先生に『図書室に資料を忘れたから取りに行って来い』と言われたので、二人で取りに行くことになりました。

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