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ライバル就活生とのごはん【連載】現役女子就活生の翻弄されまくり日記

はるのん はるのん


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男子A『ウェイウェーイ! オツカレちゃ〜ん!! わりと面白かったんじゃね今回の選考』

男子B『ウエーイ!!! てか、まじであの面接官海老蔵に超似てたんだけど。くそイケメンだったわ』

この男の子たちはザ・大学生というような男の子たちだったのですが、もう一人の男の子には強烈なキャラが残っていました。

東大君『あはは、テンション上がりすぎだろ。俺的には面接は言いたいこと全部言えたしやりきった感ある。グループワークは俺の決めたアジェンダ通りに進んだし、みんなのフレキシブルなアイデアに助けられた、マジ感謝!』

東大君はたしかに、言いたいことを全部言い切っていました。面接後には、まるでエベレスト登頂を無事成功させたかのような達成感に満ち溢れた笑顔を浮かべていました。

男子A『・・・ところでさ、みんな就活どんな感じ? もしかしてもう内定すでに持ってたりすんの?』

女子『え~そんなんだったらわりと焦るんですけど~』

男子B『俺の友達では何人かいるけど、やっぱまだ就活続けてるよ。そりゃ第一志望はこれからだし』

東大君『え? まじでみんな持ってないの? この時期に内定出てないとかまじやばくない? ほぼデフォルトで持ってるでしょww』

一同 ・・・沈黙

東大君の一言により、『ウエーイ!  ワンチャンあるかもー!』という雰囲気が一転してお通夜のような雰囲気になりました。東大君は口に出してはいけない一言を言ってしまいました。それからOB訪問の話、選考の話、学校の話など様々な話題になりましたが、ことごとく東大君の一言により現実に引き戻される私たちでした。だんだんとみんな神妙な面持ちになり、男子Aは最終的に酔いも相まって、号泣してしまいました。

男子A『お、おれ本当はこわいの!  もう就活なんてやだよおおおおお』

男子B『よしよし、わかるわかる。とりあえず今日は飲もう。話はそれからだ!』

女子『飲もう飲もう~!』

東大君『だったらスタートアップでもすれば? 最近流行ってるクラウドファンディングなんて面白そうじゃん♪』

一同 ・・・沈黙

男子B『・・・そろそろお会計しようか』

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