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(2)商品がある幸せを極限まで広げる【連載】バカでも書ける広告コピー講座

西島知宏 西島知宏


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みなさんおはようございます。先週から書かせて頂いている「バカでも書けるコピー講座」。週一回、若手コピーライターのみなさんや、学生のみなさん、コピーライターに興味あるけど広告講座に通う程のモチベーションはない、というみなさんに向けて、私が12年間のクリエイティブ人生で編み出した発想法をお届けする連載です。

1回目:(1)ライバルを蹴落とす【連載】バカでも書ける広告コピー講座

この発想法のいい所は「誰でも」「今」始められるということではないかと思います。世に溢れている発想本の中には、概念的には凄く良くわかるのだけどコピー初心者がいざコピーを書こうとしたら手が動きません、という少しレベル高めのものも多いと思うのですが、ここで触れている発想法は、簡単にお試し頂けるので、北は北浦和、南は南浦和まで、幅広いコピーライター志望の方にお試し頂けるのではないかと思っております。

さて、前置きが長くなりましたが、

第2回目は「商品がある幸せを極限まで広げる」です。

これも前回同様、かなりベーシックな発想法と言えます。広告したい「商品」や「サービス」があったとして、それがある幸せを極限まで広げてしまおうというものです。

時間がないので(なぜ時間がないのかわかりませんが)さっそく例を出してみましょう。商品を「もの凄く座りやすい学習机」にしてみましょうか。ターゲットは小学生のお子さんを持つパパママでしょうか。

普通に行くと・・

最近「勉強しなさい」と言っていない。
夏休みの宿題が1日で終わってしまいました。

みたいなコピーを書いてしまいそうですよね。しまいませんか?そうですか・・。でも、しまうことにしてもいいでしょうか。

実際の仕事だと、この辺の当たり障りない感じで落ち着いてしまう時もあるのですが、一応発想法というからには飛ばしてみたい所ですよね。「商品がある幸せを極限まで広げる」と言ってるくらいですから「極限感」を出したいですよね。

今日は6歳の息子の東大の入学式です。
息子がスワヒリ語で話しかけてきた。

どうでしょうか。極限感ありませんか?勉強して、しまくって、しまくって、大変なレベルまで行っちゃった。ってことですね。恐らくこのコピーをプレゼンしようとしたら営業に止められると思いますが、発想なんでぶっ飛ばして下さい。最初から小さくまとまっていたら、10年目、20年目で本当に自由に考えられる時に苦労しますから。

別の例をあげましょうか。「燃費が良い軽自動車」にしましょうか。この発想法、連想ゲームのようにすると分かりやすくもあります。

燃費が良い→ガソリン代が浮く→別のものにお金が使える

ということで、このコピー。

発泡酒が、ロマネコンティになりました。

どうでしょうか。要は燃費が良くて、家計が助かる事を飛躍させまくれば言い訳です。
間違えても・・

発泡酒が、ビールになりました。

なんて書かないで下さいね。いや、書いてもいいし、往々にしてこういうコピーに落ち着くのですが、はじめの頃はぶっ飛ばして爆発脳を鍛えてもらえればと思います。

どうでしょう?分かりやすかったでしょうか。実はこの発想法は以外とグラフィックの企画だったり、CMの企画なんかにも使える気がします。小さなお子さんが東大の赤門前で記念撮影なんかしてて右下に「マチクリ学習机」とロゴが入っていて、ショルダーに「勉強はかどります」なんて書いてあったら結構面白いグラフィックになるのではないでしょうか。庶民的な夕食に何故か発泡酒ではなく、ロマネコンティが置かれていたら面白い画になるのではないでしょうか。

強い表現って意外にナンセンスなものだったりするというのもお分かり頂けたと思います。
一回目の「ライバルを蹴落とす」があったり今回の「商品がある幸せを極限まで広げる」があったり。これですっかり企画会議に頭を悩ますことはなくなってきたのではないでしょうか。
ということで、第2回目を終えたいと思います。

次回はこの発想法の逆バージョン「商品がない不幸を極限まで悪化させる」です。

それでは良い週末をお過ごし下さい。鏡龍太郎でした。

街角のクリエイティブ ロゴ



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