「ねむい〜」
深夜、Twitterに流れてきた言葉。そこに添えられた写真には、化粧をバッチリした、かわいいアヒル口の女が写っていた。彼女がどこの誰で、普段何をしているのかは知らない。何のタイミングでフォローしたのかも思い出せない。なにげなくクリックしてみると、「かわいい〜」というコメントが数件ついていた。概ね「かわいい」という好意的なコメントだが、最後に一件「承認欲求乙」というコメントが見えて、わたしはちょっとだけ悲しくなってしまう。
「ちがう、ちがうんだよ。きっとこの子には事情があるのよ・・・」と心でなぜか擁護する。
以前こんなツイートをしたことがある。
バカだなぁ承認欲求とかなんとか言うけどたくさんのいいねが欲しいんじゃないよ、かわいく撮れた自撮りを載せるのはフォロワーの中のある1人に見せたいからだよ、それが気になる人だったり好きな人だったり嫉妬させたい相手だったり見返したい相手だったりするんだよ、わかってないなぁ、とのことです
— さえりさん (@N908Sa) 2017年10月1日
このツイートに対して、「LINEで送ればいいじゃん」とか「一人に見せればいいじゃん」、「結局ツイッターに載せるってことは、ほかの人からも“いいね”が欲しいんでしょう?」「大勢でも一人でも、注目してもらいたいのは一緒だろ」という旨の返信をもらったけれど、そういう意見を言ってくる人はほぼ全員男の人で、わたしは再び「わかってないなあ!」と思ってしまった。