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知をつくるもの【連載】松尾英里子のウラオモテ

松尾英里子 松尾英里子


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手っ取り早いのは、動物園や水族館だろうか。調べてみたら、お得な年間パスポート情報がどんどん出てきた。

上野動物園・多摩動物公園 年間パスポート
2,400円(高校生以上 通常600円)
小学生以下無料、さらに都内在住・在学の中学生も無料

ちなみに、井の頭自然文化園は1,600円、葛西臨海水族園は2,800円で、同様の年間パスポートがある。どこも年に4回行けば元が取れる金額設定になっている。

サンシャイン水族館 年間パスポート
大人4,200円(通常2,200円)
小中学生2,300円(通常1,200円)     
4歳以上の幼児 1,300円(通常700円)

こちらは、年2回以上でお得になる計算だ。しながわ水族館の入場料も割引になるそうな。すみだ水族館や新江ノ島水族館も、年2回以上でお得になる年パスを発行していた。

さらに、博物館。

恐竜も、虫も、宇宙も、生物史もなんでもどんとこいな国立科学博物館。ここには、リピーターズパスという名の、1,500円で購入できる年間パスポートがある。高校生以下はそもそも無料。普段は620円の入場料なので、年3回以上来る人にはお得な計算だ。

本当は美術館にもどんどん行きたいところだが、つい先日、ゴッホ展に私1人で子ども2人を連れて行き、少々懲りたところなので、こちらはもう少し子どもが成長するのを待つことにする。

さて、そんなことを調べていた矢先、幼稚園の帰りに、バス停に息子の友達親子を発見した。まだ雪も解けきらぬ寒さの中、どこへ向かうのか尋ねると、動物園に行くという。「さむいときに、どうぶつさんがどうしているのか、みにいくの」とお友達。

「寒いけど、行ってくるわ~」とママ。「素晴らしい。いやほんと、素晴らしいよ」と私は心から感嘆した。五感を使った体験こそが知になる。経験こそが子どもを育てる。

まずは近々、近くの動物園の年パスを買おうと心に決めた私なのだった。

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