さて、映画「ラ・ラ・ランド」こんなシーンで始まります
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一瞬、劇中で流れるラジオから
映画「恋に落ちたシェイクスピア」の話題がでます。
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「恋に落ちたシェイクスピア」は、1998年にアカデミー賞作品賞を獲りました。
これは、デイミアン・チャゼル監督が、「ラ・ラ・ランド」でアカデミー獲るぞ! っていう宣言なわけです。実際は、なぜか作品賞だけ逃しましたよね。
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さて、お話はボーイミーツガール、ふたりの主演が出会う春になるわけですが、実際はLAにはあんまり激しい四季がありません。WINTERもそんなに寒くないし、SPRINGには泳いでいる。まぁ、これは実際の四季というより、男女の出会いと燃え上がりと別れ、という季節の比喩的表現ですね。また、これはジャック・ドゥミ監督の「ロシュフォールの恋人たち」へのオマージュです。
で、ここで超ダサい感じで演奏しているのがこちら。
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A-HAの『TAKE ON ME』ですね。
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これ以上ないダサい出会い、いわゆる「パンをくわえた主人公とぶつかる」パターンですね。
で、二人の関係が近づくのはダンスで表現される。
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こんなシーンにも過去のミュージカルへのオマージュがてんこ盛りです。
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でも、「いまどき突然歌うミュージカルなんか頭おかしく見える」ということをよくわかってるチャゼル監督は、こんなふうに
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劇中でわざわざタップシューズを履くエクスキューズ入れてます。
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さっきも出て来た「ロシュフォールの恋人たち」、オマージュというか、なんというか、もういろんなところがそっくりです。
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これなんか、「ラ・ラ・ランド」のふたりのかけあいのシーンに「似てる」を通り越してます。
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