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映画館と息子と僕【連載】嫁公認コラム

5歳【嫁公認アカウント】 5歳【嫁公認アカウント】


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3歳の次男と映画に行ってきた。

警戒心の強い6歳の長男は「暗いから行かない」と言い、好奇心の強い次男は「はやくいこう! いますぐにいこう!」と前日の夜から大興奮していた。

次の日の朝はもちろん息子はすごく早起きをした。イベントの時はいつもこうなのだ。早朝6時に「はやくいこう! いますぐにいこう!」と次男に叩き起こされた。

朝一で映画館に向かいチケットをGETだぜ!

という事で「劇場版ポケットモンスター キミにきめた」に決めた。

売店でキャラメルポップコーンと息子の大好きなフライドポテトとその他諸々を大量に買い込みいざ劇場へ。

日曜日とあって親子連れで賑わっている。みんなソワソワしながら楽しそうに座席に座っていた。その様子を見るとこちらまで幸せな気持ちになり「今朝はみんな早くに起こされたのだろうな・・・」。お父さん達を見ると皆眠そうな顔をしていた。

僕も小さい時は弟と一緒に父親にドラえもんの映画に連れて行ってもらった。ドラえもんの映画を見に行くと、ドラえもんのおもちゃが貰えたのだ。それがすごく嬉しかったことを今でも覚えている。「ドラえもん のび太とブリキの迷宮」という作品だった。懐かしい。

息子にとっては初めての映画館。息子もやっぱりなんかソワソワしている。少し暗くなるとソワソワボルテージが更に上がっていた。ソワソワ、ソワソワ、ソワソワ。めっちゃ落ち着きないな、こいつと思った。しかしこんな事もあろうかと貸し出ししていたブラランケットを渡してやるとブランケットの角をさわさわと触りながら高まる興奮を落ち着かせていた(息子はブランケットの角をさわさわすると気持ちが落ち着くのだ)。

本編が始まると僕の横で「ふわぁあー!!」と小さな歓声を上げている息子。とても可愛い。

ポケモンが出てくるたびに「プリンだよっ! かわいいね!」とひそひそ声で僕に教えてくれる。

「うん、プリンだね! プリンも可愛いけど息子よ、お前も相当可愛いぞ! うん!」と心の中で思っていた。

ピカチュウが出てくると劇場中のあちらこちらから「ピカチュウだ!!」と歓声が上がっていた。息子もニコニコとしながらこちらを見ていた。ご満悦の様子に僕も連れてきて良かったなと一人頷く。

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