思い返せば次男とこういう風に二人きりで出掛ける事は、今まではあまりなかったと思う。
長男とはよく出掛けたりしているのだけど。
そういう意味では次男にとっても新鮮な感じなのだろう。
普段落ち着きがなくうろちょろと動き回っている息子なので、映画を最後まで集中して観れるかな、とちょっと心配していたけど、最後まで席にちゃんと座って静かに観ていて「あの落ち着きのない子猿の様な次男が!?」と息子の成長を感じた。
無事映画を観終えるとニコニコの息子がピカチュウの真似をして「ピカぁピカぁ!」とずっと言っていた。「ピカ! ピーカピーカ!」「ピッカピーカ!」どこまでもピカチュウの息子。アイスの自動販売機を見つけると「ピカ! ピカ! ピカ!」と大騒ぎ。アイスを買い与えるとピカピカ言いながら食べている。
僕は思う「息子よ・・・。キミにきめた!」
(言いたかっただけだ)
そんな超絶ご機嫌状態で帰宅すると「暗いから行かない」という理由で来なかった長男に次男が「ポケモンちょーたのしかったよ! これもらったおもちゃ! ポップコーンとフライドポテトたべた! かえりにアイスもたべた!」と自慢していた。
それを聞いた長男がめちゃくちゃ悔しそうな表情を浮かべながら僕に「ねえ! 来週も映画館に連れて行ってよ! 仮面ライダーエグゼイドみにいこ!」と言う。
映画ももちろん楽しみだけど、息子達のワクワクとドキドキを真横で鑑賞する為に、僕はまた息子達と映画館に行くのだった。
【過去5回の「嫁公認コラム」はこちら】
・息子に学ぶ「モテ」について。
・結婚して僕はBLに目覚めたのかもしれない
・羨ましい症候群と僕の片付かない家
・ポジティブ馬鹿とその先にある死について
・馬鹿のススメ
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