話は少し変わるが、僕は漫画が大好きだ。家の本棚には僕の漫画コレクションがズラリと並んでいる。せっせと買い集めた大切な漫画達。そして、僕にとって漫画を読んでいる時間は何ものにも代え難い幸せな時間。漫画を読む時間が、今の僕には唯一と言える一人の時間であり、リフレッシュできる方法だ。とにかく漫画を愛してやまない僕なのだが、嫁はその事をどうやら面白く思っていないようなのだ。
嫁は、機嫌が悪かったり、僕が外をほっつき歩いてなかなか帰って来ない時や夫婦喧嘩をしている時に、絶対に言うセリフがあります。
「漫画を捨ててやる!!」
このセリフは、もう何千回も聞いてきた。事あるごとにこのセリフで僕を脅してくるのだ。ある時はこんな事も言っていた。
嫁「漫画とわたし、どっちが大切なの!!」
僕(どっちも大切なんだけどな・・・)
また違うある日。
嫁「わたしと漫画、どっちといる方が楽しい?」
僕(どちらも違った面白さがあるんだけどな)
またまた違うある日。
嫁「また漫画買ったの!? いい加減にして」
僕(漫画にしかお金使ってないのに・・・)
とにかく僕の大好きな漫画に嫁は対抗心を燃やし、そして排除しようとする。
リアルな世界では、僕のスマホの電話帳からは女の子の連絡が既に全て消されているし、僕の活動範囲の中には女の子と関わる機会が一切ないような生活を送っているので、嫁は安心してくれてもいいような気がするのだけど、嫁はそれでは飽き足らず、ジェラシーの対象が【人から物へ】と変えて、漫画弾圧をしているのだと僕は考えている。