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無職と正義【連載】神様がボクを無職にした

フミコフミオ フミコフミオ


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さて、愛する妻や年老いた母をパート仕事に出させて、朝からプレステ4で遊戯したり、日なたでゴロゴロしたりしていると、当初は心に存在した「申し訳ない」という人間らしい気持は減退し、「僕たちは生かされている・・・」という大いなるものへの感謝に変わってしまう。

おそらく、申し訳ないという気持ちが人間の心身に大きな負荷になってしまうので、人間の防衛機能がそういう都合のいい変化をうながすのだろう。職に就けないバカな若者が「地元とダチ、サイコー。ファーザーとマザーに感謝」と感謝ラップを唄うのもそうした心の動きのあらわれだと僕は考えている。

僕にはまだ「申し訳ない」という人間らしい気持ちはわずかに残っているので、掃除洗濯炊事等々家事全般を自発的にやっている。家事のほとんどが他人と接触することなく出来るのも、世間体が気になる無職(43)に優しい。もちろん例外があるのは無情な世の常でございまして、ゴミ捨てと買い物については他人との接触が避けられない。

買い物はまだいい。食品や雑貨や車や自転車を購入、消費する行為は基本的にポジティブなものであるから、無職の身でも比較的穏やかな気持ちでこなすことができる。

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