仕事とは直接関わりのない別の問題がある
考えてみると、仕事とは全く関係のないたくさんの小さな引っかかりが、頭や手の動きを鈍らせているのかもしれない、と気づきました。たとえば後回しにしていた友達へのお礼のメールを送っていないとか、冷蔵庫の中に半年くらい放置している飲みかけのワインだとか、勢いで買ったけれどなかなか乗れないでいる雨ざらしのままのバイクだとか、真っ白な床に小さいけれどちょっとゴミが落ちていて何となく気になるとか。
罪悪感と表現してしまうと強すぎる気がするけれど、でもそんなような感情は少し厄介なものです。
本質的にはどうだっていいことを、ひとつひとつ潰していくことが意外に重要なのです。心を掃除すると、自然と身体も軽くなって行動が変わっていくのです。
仕事に集中できていないからどうだっていいことが溜まっていくのではなくて、どうだっていいことが処理できていないから、仕事に入り込めない。そういうことなのかもしれないのです。
