色が欠かせない
一際目を引くのは、柔らかい雰囲気を自然とかもし出す天然石。一つのアクセサリーには、1~7種類の天然石が入っており、コットンパールやメタルビーズを組み合わせたものも。
「カラフルなものが好きなんです。元気が出る。ハンドメイドの商品を作っている人が多い中でどうやったらオリジナリティがでるかと考えたときに、やっぱり私には“色”が欠かせなかった。自然と天然石が放つ、色味に惹かれました」
取材時にMioさんが着けていた、珊瑚とパールのピアス。珊瑚は、語呂合わせで“産後によい”という意味があり、妊娠・出産・育児のお守りといわれているそう。自然から生まれたパワーがそのまま宿っているかのような天然素材。全ての石、ひとつひとつに意味を持つためお守りにしている人も多いかもしれません。
経験したからこそ分かったこと
金属アレルギーの人の為にワイヤーやピアス、チェーンなどの金属には14金ゴールドフィルド、他にも引っ張っても切れないシルク糸、ピアスの留め具部分がコットンパールなど、素材に色々なこだわった仕掛けがしてあるKiki's Bのアクセサリー。そこには、Mioさんならではの着目点が。
「出産すると体質が変わってアレルギーになる人が凄く周りに多いので、14金ゴールドフィルドを使用しています。ネックレスに関しては、私自身子供に引っ張られるので、切れないようにシルク糸を使ったものを。ピアスの金具部分も子供を抱っこしたときに尖っていると危ないと思ってパールキャッチを作りました。ママさん向けでやっているわけではないんですが、長く使ってもらう為にはそういうところもしっかり考えた方が良いかなと思ったんです」
これこそママの視点。丈夫に長く使えるのは、ママではなくとも誰しもが望むことです。