「笑える」というテーマ、「3分」という尺以外に、縛りはあったのでしょうか? 例えば予算とか。
縛りは本当に「3分で笑える動画」ってだけです。制作費は全チーム均一で。
細かい話で恐縮ですが、制作チームは勝手にアサインできるんですか?
スタッフィングは自由です。
このページを見ると、藤井さんの映像がダントツの1位になってますが、こんだけ抜け出せたのは、何かきっかけがあったんですか?
石田三成アカウントからの、糸井重里さんの流れで一気に拡散した感じです。それまでは再生回数は2位だったので。
石田三成CMを手がけた藤井亮殿が新たに作成した『ストップ!恋愛 ゼッタイダメ』とかいう動画が関ヶ原級に狂っててワロタwwwwwwwwwwwwww pic.twitter.com/ZPoP5eAy5x
— 石田三成 (@zibumitunari) 2016年11月18日
中高生、および大学生の一部が「こういうことやってて仕事になるんだったら、CMとかつくるやつになりてぇなぁ」と思うでしょう。わたくしも、そんなてぃーんねいじゃーのひとりでした。 https://t.co/90QX0IW83x
— 糸井 重里 (@itoi_shigesato) 2016年11月18日
なるほど。次、企画の話を聞かせて下さい。着想はどこから? 私なりに石田三成との共通点を考えると「ベタなフレーム」に「そのフレームと初対面のモチーフ」という掛け合わせかと思いました。石田三成は「昭和風のCM」というフレームに「武将を商品として」モチーフに。今回は「官公庁風ビデオ」というフレームに「恋愛」というモチーフ。
NHKという媒体で意外性のあるものをやりたいな。官公庁系やニュース系の堅いフォーマットでおもしろいことやりたいな。恋愛モノ苦手だからいじりたいな。チープな3DCGでなんかやりたいな。ということをうにゃうにゃ考えてたら形になっていった感じというのが正しいと思います。