仮に提案までに3週間あったとしたら、クリエーションのための時間をどう使うでしょう。何に一番時間をかけるかでアートディレクターが課題にとりくむ姿勢が分かります。何が得意なのか分かるといえるかもしれません。今回はアートディレクターの時間の使い方をタイプ別に比較しながら、どのような考え方の違いがあるか自分の経験を思い出して書いていこうと思います。
広告のキャンペーンなどを提案する時にはクライアントから必要な商品の情報をもらって提案作業がスタートします。規模によって最短だと1週間、余裕があれば3週間くらいの時間がもらえます。クリエイティブの提案物作成のステップはだいたい3つに分けられます。
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①アイデア出し(広げる)
②検証(整理して比べる)
③定着させる
これらのどこに多くの時間を割り当てるか、アートディレクターによってけっこう違います。