「私、エロに興味ありません」と、涼しい顔で言いのける女性に会ったことはありますか? 結論から申し上げますと「ウソ」です。個人の見解なので数字的根拠はありませんが。あれは「ウソ」です。大体の女性は、「エロに始まりエロに終わる」と言っても過言ではないほど、頭の中は「エロ」で満たされています。
中でも少女漫画を好んで読む女性は、これはもう間違いなく「エロ」です。私は漫画全般読みますが、中でも少女漫画に求めるものは明らかに次元が違います。
エロ本ではダメな理由
“行為”そのものを見たいのならば、エロ本を読めばいい。しかしなぜエロ本ではなく『少女漫画』を選ぶのか。それは、少女漫画に“真のエロ”を見出しているからなのです。表面上、少女漫画愛好家は少女漫画のストーリーがああだこうだうんたらかんたらとあたかも専門家のように話しておりますが、実際読んでいるのは『男女の絡み』のシーン、ただそれだけなのです。
もしあなたに少女漫画好きの友人がいるなら、「この漫画の中で一番好きなシーンは?」とぜひ質問してみてください。間違いなく、エロ、もしくはエロ前後のやりとりを取り上げます。もし違うシーンを指したならば、それは“もぐり”です。
美しいものが見たい
世の中には様々な種類の少女漫画が存在しますが、『美しいものを見せる』という大元の軸はブレません。これは昔も今も変わらない“軸”と言えるでしょう。少女漫画好きは、生々しい表現を性質上好まないのです。
そして少女漫画愛好家たちは、細胞レベルでこの絡みのシーンを想像しイメージを膨らませ楽しみます。単行本一冊の中に2〜3回しか登場しない、“美しい”絡みのシーンを見たいがために読み続けるのです。その“熱意”はすべて『エロ』を見たいがため。めっちゃエロ好きやん、自分。
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