こんにちは、トイアンナです。有名な漫画・アニメ作品から名言を選出して英語を学んでいく本シリーズ、今回は読者様のリクエストにお応えして『封神演義』を紹介します!
『封神演義』はもともと中国の古代小説。原作の登場人物はほぼジジイの仙人たちで、敵の頭をかち割る戦闘シーンが見もの・・・という現代では理解しづらい要素を奇才の漫画家・藤崎竜が一新。主人公の太公望を含めイケメン仙人が歴史へ介入し中国の
「策士の主人公」「中国史SF」といういままでにない要素を少年史へ持ち込み、当時ヒット作が少ないといわれたジャンプ暗黒期において累計発行部数1,600万部の大ヒットを飛ばしています。
この漫画は私もかつてドはまりして、ついには腐女子へ進化してしまった黒歴史そのもの。しかし今回名言を探すうえで大変苦労した作品でもあります。なにせ、ジャンプなのに主人公が戦いたがらない。たまに戦ったと思ったらギャグ顔しか出てこない。
というわけでわたくし、主人公の太公望がまともなことを話しているシーンを5時間かけて探しました。ファンとしてもう思い残すことはありません。ぜひ、キリッとした太公望を堪能してください。