○ セーラーマーズ
火星に代わって折檻よ!
引用:武内直子(1992年)『美少女戦士セーラームーン』 講談社
I shall punish you on behalf of the Mars!
セーラームーンのときは「beat(殴る、攻撃する)」という単語を使いましたが、折檻はより強い意味があるので punish(罰する)という言葉遣いに。なお原作では「ハイヒールでおしおきよ!」と一部男性が喜んでしまいそうな決め台詞だったのですが、大人の事情により変更が生まれたそうです。
○ セーラージュピター
しびれるくらい後悔させるよ!
引用:武内直子(1992年)『美少女戦士セーラームーン』 講談社
You’ll be sorry after you get numbed by the thunderbolt!
you’ll be sorry は「後悔するぞ」という意味。実は sorryには「後悔する」という意味があるのでこの例文で覚えちゃいましょう。get numbed(しびれて麻痺する)という単語も意外とよく使います。
セーラージュピターは決め台詞で冷遇されることが多く、このセリフ自体全くアニメで聞かれなかったことから、私のようなジュピターファンはこの声が聞けるだけで狂喜乱舞したものでした。
○ セーラーヴィーナス
愛の天罰、落とさせて頂きます!
引用:武内直子(1992年)『美少女戦士セーラームーン』 講談社
I shall drop the divine punishment of love!
divine punishment(天罰)なんて単語、ここでしか覚えられないのでこのまま暗記してください。shallは丁寧な「~しますよ」という意味が含まれるので「落とさせて頂きます」にはちょうどいい表現です。
終わりに、終わりに?
ここまで、5大戦士の決めセリフを振り返りながら、超訳英語でお届けしてまいりました。『美少女戦士セーラームーン』ではpunishment(罰)や divine(天の、聖なる)といった普段は覚えられない単語が続々登場するため、英語を学ぶにはチャンスかもしれません。ぜひ、この機会に英語へ取り組んでみてください。
ところで、決め台詞で1人忘れていませんか?
タキシード仮面様、決め台詞が実はあるんです。
タキシード・ラ・スモーキング・ボンバー
引用:武内直子(1992年)『美少女戦士セーラームーン』 講談社
直訳してみましょう。
Tuxedo la Smoking Bomber!(タキシード、ケムリ爆弾!)
何これショボッ・・・。
おそまつ!
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