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(3)でさ、結局ベストセラーってどうやって作るの?【連載】普通の人がベストセラーを書く方法

街クリ編集部 街クリ編集部


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さて、『思考のスイッチ 〜人生を切り替える11の公式〜』出版記念企画「普通の人がベストセラーを書く方法」、いよいよ最終回です。

思考のスイッチ、Amazonでは品薄が続いております。楽天ブックスには在庫があるので、是非そちらからもどうぞ!

西島知宏(以下、西島) 稲川さん、最終回です。引き続きよろしくお願いします。

稲川智士(以下、稲川) こちらこそ、よろしくお願いします。

西島 前回前々回のまとめですが、以下で間違いないでしょうか。

1. 西島さんの『思考のスイッチ』は素晴らしいので、ビフタネンのような生活を保障します
2. 西島さんの『思考のスイッチ』はAmazonで売り切れになったのでボーナスとして1億円差し上げます
3. 西島さんの『思考のスイッチ』は神なので軽井沢の邸宅を書斎としてプレゼントします

稲川 いや、間違いだらけです。

西島 うむ。

ベストセラーの傾向は?

西島 では、気を取り直して聞き直しますが、前回のお話だと、ベストセラーの定義は5万部あたりが目安ということですよね?

稲川 そうです。

西島 近年のベストセラーの傾向とかあるんですか? 例えば難しいロジックをわかりやすく伝える、『もしドラ』的なものとか。

稲川 そうですね。1つは、ノンリニアな本が受ける傾向にあるかもしれません。

西島 前から読み進めて全部読まないと言いたいことが掴めないものより、目次を見て、興味を持ったところだけ掻い摘んで読めるような本ということですか?

稲川 おっしゃる通りです。

西島 なるほど。個人的にネットには、noteなどの登場により有料の良質な読み物が増えてきて、それがノンリニアコンテンツの消費のメイン会場に、ますますなって行く気がするので、逆にアナログな本はリニア性、つまり著者の世界観にどっぷり浸かるようなものが受けていくような気がしているのですが。

稲川 鋭いですね。確かにノンリニアがウケる波はおさまって、最近また傾向が変わってきています。西島さんがおっしゃるように、ここ数年では、圧倒的に内容の濃いものがウケる傾向が復活してきました。

西島 私がジジィからなのかもしれないのですが、デジタルの読み物って基本総覧性というか、「あと、何ページぐらいで終わる」とか「今半分まで読んでる」とかそういう情報が手の感覚として得られないので、長い文章だとまだまだ疲れると思うんです。それこそ、生まれた時からKindleで絵本読んでまっせ、みたいな人だけの世界にならない限りは。

アナログな書籍の価値って稲川さんが仰ったように、圧倒的な内容の濃さ、それは文字の集合体としての「内容」だけじゃなく、著者というプロ、編集者というプロ、校正のプロ、装丁のプロ、みんなで血眼になって作り上げる「内容」の濃さだと思っているので、プラットフォームとしてテンプレじゃない良さをもっともっと出していけるといいな、と思っています。

稲川 長い話、ありがとうございます。

西島 いえ。

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