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脱・スマホ宣言【連載】松尾英里子のウラオモテ

松尾英里子 松尾英里子


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パズルひとつだって、随分子どもの成長の具合が分かる。端はまっすぐであるということ、角が4つあるということ、手本の絵を見ながら同じような色を集めて形を作っていくということ。大人にとっては当たり前すぎることも、実は初めてパズルをやった子どもは気付いていない。息子は今、どこまで理解しながら作っていたのだろうか。もっとじっくり見てあげればよかった・・・。

子どもにとっての「はじめて」を大切に。よくあるスローガン。私も、初めての物事に触れた時の喜怒哀楽を大事にしてあげたい、その表情をしっかり納めておきたいと、初めてのお出かけ、初めてのプール、初めてのクリスマス、そんな「イベント系」では妙に頑張って準備したり、せっせと記念写真を撮ったりしていた。

でも、それってちょっと違ったのかもしれないな、と最近思い始めている。具体的にどこが、とは上手く言えないのだけれど、イベントでの記念撮影よりも、今まさにパズルを完成させたその時のほうが、いい顔をしている。「うわ、この顔、写真に撮りたい!」と思うような笑顔をしている。寝顔を見ながら思い出すのは、何気ない日のそんな顔ばかりなのだ。イベントに頑張るママもいいけれど、普通の日の笑顔をもっともっと引き出せるママに、私はなりたい! それには、もっとちゃんと「向き合う」ことが大事なんじゃないかな。

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