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冬に半袖でいた結果、遭遇した4つのシチュエーション

きゅうり きゅうり


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冬の半袖ゲームをバカバカしいと笑う人こそ読んでほしい。ゲームを続けていることで気づけた面白いことがたくさんある。

最大のメリットは、初対面の人と仲良くなれること!

冬に半袖でいることは、分かりやすいボケである。ツッコミを入れる分かりやすい対象となる。だから当然、会話はこう始まる。

「寒くないの?」

話のきっかけを与えることができる。つまり、コミュニケーション能力が高かろうが低かろうが、話はスタートするのである。何も言葉を発しなくても話題を提供することができる便利なゲームだと言える。

ただ、注意も必要だ。つい最近、「執行役員」というなんだか凄そうな肩書きの人と会うことになった(実際、凄い人だった)。相手は仕事で、私はプライベート。待ち合わせ場所はオシャレな喫茶店。私はプライベートな時間だったため、普段通りの服装で出掛けてしまった。これが間違いだった。挨拶の後、すぐに聞かれた。

「寒くないですか?」

その日は確かに寒い日だった。初対面の凄そうな人に半袖ゲームの話をするのはちょっと違う気がする。思わずこう答えてしまった。

「寒いですよね~!」

相手は素晴らしい“THE 大人”な人だったので、私を気遣って店員さんから毛布を借りてきてくれた。さらに、ジャケットを脱いで私に掛けようとしてくれた(さすがに申し訳ないのでジャケットは遠慮した)。

こんなこともあるので、場をわきまえることは大切です!!

いつまで半袖か“賭け”が行われる

あるコミュニティで、私がいつまで半袖でいるか、賭けが行われた。(賭けといってもお金を賭けるわけではなく、負けたら罰ゲーム、程度のかわいいものだ)ある人は「1年中半袖なんじゃない?」と言い、ある人は「12月になったらさすがに長袖になるでしょ」と言う。他人の服装で勝手にゲームを始める人たち。愉快な仲間たちとはこういう人たちのことを指すのだろうな、と思う。1つのゲームから新たなゲームが生まれた瞬間だった。

「小学生」と言われる

中には「小学生の発想だな」「小学生の頃、そういう奴いたな~」などと言ってくる人もいる。私もそんな小学生のうちの一人だった。いつしか半袖で頑張ることもなくなり、青春時代はぬくぬくと過ごした。そして大学時代の凍死(しそうな)体験がきっかけで、再び小学生時代へ突入したというわけだ。

見知らぬ人に話しかけられる

小学生が危なっかしいことをしていると、声を掛けたくなる気持ち、分かるだろうか。多分、それと同じ気持ちなのだと思う。見知らぬ人に、頻繁に声を掛けられるようになった。

「寒そう! 大丈夫?」

何度も声を掛けられて、だんだん見えてきた声を掛ける人の2つの共通点。

1. 30代~40代

「子どもがいるなら小学生だろうな」と思う年代の人。心配して声を掛けてくれたのだろう。睨むように見てくる人もいる中、優しい眼差しはありがたい(でもふらふらと歩いているところを突然話し掛けられるとビックリするよ・・・善意だと分かっていても、ビックリするんだよ・・・)。

2. 自転車に乗っている

声を掛けてきた人は全員自転車に乗っていた。例外はない。意外だった。でも今では納得している。自転車だと、“一方的に”話し掛けることができる。私の返事は求められていない。ただ声を掛け、スーっと去っていく。歩いていたらそうはいかない。自転車は便利だ。

ちなみに、「こんな記事を書いておきながら」というツッコミはあるだろうが、決してこのゲームをオススメしているわけではない。去年の正月、帰省した際に両親が言った一言。「バカなことしてるんじゃないよ!」何がバカかって、足の指10本が全部霜焼けになっていたこと。見事に真っ赤に膨れていて、笑いがこみ上げてくるほどだった(痒かった)。寒さ耐性を身につけるのは、そう簡単にはいかないな、と思った。それでも着実に耐性は身についていて、成長を感じる。こんなくだらないことではなく、もっと多方面で成長したいものである。

ではまた!
次も読んでね!

きゅうり(矢野友理)

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