こんにちは。
猫って彼氏に出来ないのかな
— はるのん (@miiiiiignon) 2015, 10月 18
ここまでくると「この子本当に頭大丈夫かな」と心配して、私の大好きなおはぎをアマゾンギフトで贈ってくれる人が現れてもおかしくないくらいのレベルでやばいはるのんです。まわりくどいですね。自分でもそう思います。そんな色んな意味でこじらせている私の連載も、今回で最終回。編集部の皆様、ライターの皆様、毎回読んでくれた方、間違えて押したリンクがたまたま私の記事で読んでくれた方、私は人生ががらっと変わるくらい色々な方に支えられて半年間を過ごしました。本当にありがとうございました。感謝はまた最後に書くとして、本題に移ります。
さて。
前回は、福士蒼汰似の男の子とのハロウィンデートへ向けての相談を例の先輩にしに行ったという内容でした。いえ、相談というよりも彼氏作り活動自体について文句を言われたわけでしたが・・・長いリンクを飛んで前回を読むのがめんどくさい人のために要約すると、“毎度と同じように先輩に翻弄された”ということです。はい、簡単ですね。単純明快です。
ハロウィン当日まであと1週間ちょっと。ある平日の午後、私はハロウィン用の勝負下着ならぬ勝負仮装、そして仮装に合うメイク用品を探しに一人で街に出掛けていました。本物の血みたいな血糊から、セクシーなつけまつげまで様々なハロウィングッズを前にテンションが上がっていましたが、魚の骨が喉に引っかかったようなもどかしい気持ちになっていました。
*************************************************************************
とにかく、俺は彼氏作りなんてしなくていいと思うけどな。
*************************************************************************
前回先輩に言われた一言です。これだ、これが引っかかってるんだ・・・!
体は福士くんとのデートに向けて着々と準備を進めていけているのに、なぜか心はいつも私を手のひらの上で転がして楽しんでいる悪趣味な先輩でいっぱいなことに気付きました。だめだ、私は何度振り回されれば気が済むんだろう。きっと一生こうして先輩に弄ばれる人生なんだなあ・・・と比喩ではなく本当に涙が溢れてきた時、LINEの通知が鳴りました。
*************************************************************************
はるのん、今日夜ひま?
*************************************************************************
うわあああああああ!!! なんてタイミング!!!
溢れそうになった涙を慌てて引っ込め、先輩に『かなりひまです!!!』と返すと『既読早すぎ』と返ってきました。“駆け引き”という概念が頭にない私は、自分の頭の弱さに少しショックを受けつつ、先輩との待ち合わせに向かいました。平日で仕事帰りのサラリーマンが行き交う街で、先輩はちょっと疲れた顔で現れました。