こうして、4つの会話のみを経て私は彼氏候補を紹介してもらえることになりました。なんで“人に紹介してもらう”という古典的でオーソドックスな方法が、今まで思い付かなかったんだろう・・・。人脈が東京の地下鉄レベルのプロJDという素晴らしい友達が近くにいたのに。私は自分の仕事の出来なさにショックを受けつつ、教えてもらったLINEのIDをおそるおそる検索画面に打ち込みました。
すると、さわやか福士蒼汰似イケメンアイコンが表示され、私は緊張と興奮で倒れそうになってしまいました。
出典:amazon
やばい。かっこいい。悶えるしかないですね。福士蒼汰好き!!!
私は0.3秒で友達追加ボタンを押し、すぐにLINEをスタートしました。よくある、気まずくてどう切り抜けるかを考えながらしなきゃいけないLINEとは違い、どこか惹きつけられる文面と絶妙なタイミングの持ち主である彼とのLINEは楽しくて仕方ありませんでした。気が付けば、私は常にキュンキュンしている恋する乙女でした。私、恋しちゃったのか・・・。人をすぐ好きになる私としては、日常的なことではありましたが、いつもよりトキメキが大きい感覚がありました。
何回か会話を繰り返すと、ごはんに行こうという話になりました。場所は大学近くのレストラン。社会人に翻弄されまくっていた時期に行っていたようなお店ではなく、大学生という身の丈にあったようなお店でほっこりしました。私が求めていたのはこういうのだ! というのが伝わっていたのかもしれません!!(偶然)
(以下:福士くんでお送りします。)
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はじめまして~。プロJDからの紹介だよね。よろしくね。
こちらこそ! ぜひよろしくね~~!!
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はい、一目ぼれ確定。
人懐っこい笑顔と、なんか良い人そうな雰囲気、声。全部どストライクすぎて怖い・・・。「さすがプロJD私の好みを分かっているな」と、しみじみ友情の素晴らしさに浸りながら、私は席につきました。