おっさんたちの採用基準
ちょっとした話し相手かと思いきや、大きな責任が伴うおっさんレンタルのお仕事。当然、採用基準も厳しいのかなと思い質問してみました。
「採用基準は厳しいですよ。たくさん応募があるんですが、採用するのは50~60人に1人です」
思った以上にハイレベル! 何より「時給千円」に応募してくる男性の多さに驚かされます。
「どういった方が応募していらっしゃることが多いんですか?」
「大体は《自称・部下に慕われている上司》が応募してきますね。部下を取りまとめている経験から、女性の相談に乗ってあげられると思うらしくて」
うっ、うざい。本当に素晴らしい上司はいることにはいるでしょうが、何が悲しくて金を払ってまでアドバイスされなきゃいけないのよ。
「で、そういう人って『確かにあなた、おっさんらしい外見してますよね~』って言うとキレるんですよね。それで落としてます。実際に仕事では言われるわけですから」
確かに、そういう上司に限って心はいつまでも「俺って頼れるアニキ☆」気分だから、おっさん扱いをされたらキレそうです。初対面で「確かにおっさんっぽいわ~笑」とクライアントに言われただけでキレたら大変なトラブルになります。