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一番の黒幕張本人、先輩とのごはん【連載】現役女子就活生の翻弄されまくり日記

はるのん はるのん


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おい、遅い。暑い。どうせ遅れるなら、涼しいとこに移動できるくらいはっきり遅れなさい。

す、すいません電車遅れてて。ていうかその恰好、銭湯帰りのオヤジじゃないですか(笑)。

うるさい。昼間バーベキューだったの! お前と違ってこっちはリア充してんの!!

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相変わらず先輩は口が悪いなと思いつつ、ふざけたことも言い合える先輩との関係は心地よく感じていました。そんなことをしみじみ思いながら、オヤジのような恰好の先輩の後をついて歩いていくと、こじゃれたレストランに到着しました。内心、「先輩せめて団扇はしまってくれ・・・!」と願っていたのですが、無念にも私の思いは届かず、先輩は相変わらずパタパタしながらお店の中に入りました。

そして先輩は席に着くなり、こう切り出しました。

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ほこたて第二弾、あんまり面白くなかったよなあ。まあ報告聞いた時も、第一弾より面白くなかったししょうがないか。

い、いきなり・・・そんなはっきり言わないでくださいよ、ちょっとは傷つくんですよ私も。

まあまあ面白くなくてもいいじゃない、人生面白いことばっかりじゃないでしょ。あ・・・でもおまえ、まさか面白い=オイシイとか思ってきちゃってる? それならやばいよ、もう芸人の域だよ(笑)。

・・・ちょ、追い込むのやめてもらっていいですか。

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こうやって人がリアルに気にしているところにズカズカと土足で侵入してくるのも、いつもの先輩だなと私は寛大な心で受け止めていました。そして、菩薩の心で必死に傷ついたのを笑顔で隠しながらサングリアを頼みました。

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