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はるのんビ〇ギャル!? 前編【連載】現役女子就活生の翻弄されまくり日記

はるのん はるのん


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のびのびと育ってきた私は、もちろん勉強なんてそっちのけでぐんぐんと好きなことばかりやって成長しました。

高校2年生の3月、何気なく受けた模擬試験の結果は偏差値32。行ける大学なんて、ない。あるんだろけど、大学自体に進学する気すらなかったので調べる気すら起きない。

周りがなんとなく受験にざわざわし始めた春、私はようやくたかし(仮名)への片思いから吹っ切れた後だったので、勉強そっちのけで新しい恋を探していました。学園ドラマには恋はなくてはならないものだし、全く恋愛をしていない私はJKとしてどうなのか。だめだ、受験どころじゃない。私には受験よりも大切なことがある。恋だ、私には恋が必要なんだ! ・・・私は本気でそう思っていました。はい、論理的思考が足りないと言われます。

そんな4月のある日、バスに乗って通学しているとめちゃめちゃかっこいい向井理似の王子様みたいな男の子が座っていました。私3年間ずっとこのバス使ってたのに、なんで気が付かなかったのか自分で自分を殴りたくなりました。

いまでこそ色んな人にOB訪問をして色々な危ない経験をしている私ですが、高校生時代は[誰でもいいから彼氏がほしい]と言うわりに、少女漫画的なロマンチックな出会いがいいとか岡田将生くんみたいな王子様みたいな人と付き合いたいとか彼氏がいない女子にありがちなこじらせロードを歩いていました。理想高い⇒彼氏できない⇒より理想が高くなる、という負のこじらせスパイラルです。

ということでまさに理想の出会い&キャラクターだった彼に、私は一瞬で一目ぼれをしたのです。

少女漫画にありがちな『彼の乗るバスの時間を調べて、自分も同じバスに乗る』とか『わざとノートを落として拾ってもらう』とかの黒歴史は当然一通り試すという積極性を発揮し、勝手に距離を近づけている気になっていました。

しかし、調子に乗っている私に悲劇は起こりました。

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