こんにちは。色々な意味で、そろそろスーツを脱ぎたくなってきたはるのんです。全然関係ないですが、今回で連載10回目を迎えました。ここまで自由に書けるところって他にないんじゃないかってくらい、フリーダムに書かせていただいております。知り合って3ヶ月が経った西島編集長には、社会の甘さを存分に教えてもらっています。
さて。先週から勝手にスタートさせた“はるのん生い立ち編”、今回ご紹介する私の翻弄人生の一部は『父親』です。
みなさんがお察しの通り、私は“同年代の男の子より、アラサー男性が好き”という完全なこじらせ女子なのですが、意外と私のような年上男性が好きな女性は多いものです。以前何かの記事で、その原因がこんな風に説かれていました。
『幼少期に父親から十分な愛情を受けられなかったので、年上男性に“お父さん的愛情”を潜在的に求めてしまうこと』
ちょっと切ないストーリーにまとめるにはこの上ない最高の原因だと思いますが、この原因がこじらせ女子全員に当てはまるとは思えませんでした。なぜなら私は父親から十分な愛情をもらっていたからです。ということで今回は私の父親について書こうと思います。
私の父親は一言でいうと、“昭和おやじとミーハー男のハイブリッド”です。(お父さんごめん)
出典:映画.com (C)2012「ALWAYS 三丁目の夕日‘64」製作委員会
「ALWAYS 三丁目の夕日」に出てくる堤真一のようなザ・昭和の頑固おやじでもあり、常に面白いものを探すというミーハー男でもあります。ちなみに私のTwitterやいままでのコラムを読んでくださっている方はなんとなくわかると思いますが、私の性格はかなり父親似です。
そんな父には『よくわからない珍スポット情報をどこからか探してきて、娘をそこに連れて行く』というちょっと変わった趣味がありました。自分が単純に行ってみたいという気持ちと、小学校低学年まで田舎で育ったという私に、とにかく色々なものを見せたかったんだと思います。
小学生時代の、私と父の会話はだいたいこんなかんじ。
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おい、今週末『たばこと塩の博物館』行くぞ。
え、2週間前に『つちのこ館』行ったばっかりじゃん。
もーお前はわかってないな・・・。毎週のように色んな場所に連れて行ってもらえるなんて、お前は幸せだと思わないか? こんな面白いお父さん世界中探してもいないと思うぞ。
・・・毎週毎週ほんとに飽きないよねえ。