【弁護しない元弁護士】米倉涼子にハマる人続出!「リーガルV」の感想&人気の秘密に迫る

高桑のり子 高桑のり子


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今期大人気のドラマといえば、米倉涼子主演の弁護士ドラマ「リーガルV」。最高視聴率18%(第2話)を叩き出し、1話、3話ともに15%を記録している本作ですが、米倉涼子といえば「ドクターX」からのファンも多いかと思います。

今回は、大人気ドラマ「リーガルV」の感想と人気の秘密について迫っていきます。

・主婦目線でサクッと語るドラマの感想

・視聴者目線で鋭く分析!人気の秘密

この2つを軸に、ドラマ「リーガルV」を解説していきます! という訳で・・・スタート!

 

主婦目線で感想! 「リーガルV」第一話から第三話まで

今回は感想記事ということで若干のネタバレはありますが、まずは簡単に、第一話から第三話までを振り返って、サクッとレビューしていこうと思います!

第一話:痴漢冤罪

電車での痴漢や、痴漢の冤罪はドラマや映画でもよく取り上げられますが、本作も同じような感じ。

映画「それでも僕はやっていない」は、痴漢冤罪のリアルを描いた作品で、最後負けてしまいますよね。しかし「リーガルV」は、いい感じに証拠も揃い、いい感じに被害者(結果的に痴漢されていないのに「痴漢された」と賠償金目当ての嘘をついた加害者)がクズな為、いい感じに勝利します。

映画「それでも僕はやっていない」を見たときは結末までかなりリアルに描かれていた為、「もしも自分の夫が同じ立場だったら・・・」とゾッとしましたが、「リーガルV」では、予想通りの結末で意外性は特にありません。

ただ、第一話では米倉涼子の尾行が凄まじく「1歳児の後追いよりすごいな」と、妙に感心してしまいました。痴漢は無実を証明するのが難しい案件だとよく言われますが、本作では被害者の嘘を鉄道オタクの小鳥遊翔子が、鉄道知識から暴いていくという意外性があり楽しめました。

最後のどんでん返しや被害者の化けの皮を剥がず瞬間は「こういう世の中ナメくさってるような女(被害者であり加害者)、まじで成敗してほしい!」と、主婦の私はワクワクしながら観ていました。同じように「被害者の女性を成敗してくれ・・・!」と感情移入しかけた女性は多いかと想像します。

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・痴漢冤罪は予想通りの結末で意外性がない

・しかし、小鳥遊翔子の鋭い観察眼や、鉄道オタク目線で暴かれる真実は見応えがあり、爽快感がすごかった

第二話:パワハラ

女性初の役員として活躍していた美鈴(斉藤由貴)が、部下3人から立て続けに告発されて不当解雇、ニッチもサッチもいかなくなった。という内容の回でした。

結論をめちゃくちゃ簡単にまとめると、告発側の弱みを探して握って逆転勝利! という内容です。

結果的に、パワハラは部下のデッチ上げで美鈴は無罪を勝ち取ることが出来たのですが・・・結末では過去に美鈴が好きな男性を巡って、女性社員にパワハラを行なっていたことが判明。ドラマでは、

・パワハラをやった、やってない

・パワハラをやられた、やられてない

・パワハラを実はやってました、やられてました

と、「ちょっとパワハラでもやっとく?」みたいなノリで言葉が乱用されているような印象を私は受けてしまったのですが、重たいテーマにも関わらず軽快なストーリーが逆に良かったようにも感じます。

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・ニュースでも度々取り上げられる「パワハラ」について、言葉の使い方、行動を考えるキッカケにもなる回。会社役員同士のドロドロとした権力争いのようなものが、リアルに垣間見れる作品

・関係ないけど、斉藤由貴が妙に色っぽかった

第三話:キャンプ場での殺人事件

キャンプ場で妻を殺した殺人犯として捕まった浅野洋平。殺人事件があった時間帯「自分は先に帰り、犯行時刻には愛人と会うために新宿にいた」と無罪を主張するのだが・・・たまたま同時刻、殺人現場付近に浅野洋平らしき人物が映る写真が見つかる。

浅野の無罪をどのように 証明して行くのか・・・というのが3話の見所でしたよね。

私は終始、「浅野が無罪ということは、真犯人がいるんだ!」と、登場人物の動向を探偵のように観察したり、登場人物が口を開こうもんなら

「どこかにヒントが隠されている・・・嘘をついてるはずだ・・・」

と、登場人物を疑って観ていました。

最終的に真犯人が現れるわけですが・・・

 

「ていうか、お前は一体、だれ、なん、じゃい」

 

という印象しか私は受けなかったです。こういうストーリー展開のものって、だいたい身近な人物や、何度かストーリー上にそれを匂わすような人物が現れていると思うのですが、突如出てきた感がすごく、強引な感じも受け・・・

「ていうか、お前は一体、だれ、なん、じゃい」(本日2回目)

と心の中で呟くしかなかったです。

 

第一話、第二話に比べると「時間が足りなかったのかな?」と思うほど、真犯人が殺害に及んだ動機もあやふやなままだったし、突如出てきて説得力も浅い感じを受けました。

無実を証明するところは爽快感というよりは「真実がわかって、無実を証明されてよかった・・・」という安堵感の方が強かったかも? ストーリー的には、詰め込みすぎて若干無理やりな感じを私は受けてしまいました。

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「ていうか、お前は一体、だれ、なん、じゃい」(本日3回目)

 

「リーガルV」人気の秘密:不利な訴訟を勝利に導く気持ちよさ!

「リーガルV」は弁護士系ドラマにありがちな鉄板ネタが多く、途中まで見ていると何となく結末は分かるのですが・・・最後の逆転勝利が気持ちよくてついつい見てしまいます。

「逆転勝利」「弱者を救う」といえば、ヒット作を連発する池井戸潤の作品

  • ・半沢直樹
  • ・陸王
  • ・下町ロケット
  • ・ルーズヴェルトゲーム
  • ・花咲舞が黙ってない

などがありますが、「最後には逆転勝利するんだろうな」と、ある程度視聴者も予測しながらみているにも関わらず、「弱者を救う」爽快感はくせになってしまいます。現実世界では露骨に逆転勝利することなんて滅多にないですし、弱者を救う瞬間を目にすることも難しいですよね。あったとしても何十年後に真実がわかった・・・という類のものが多いように感じます。

だからこそドラマの中で繰り広げられる疾走感は、視聴者のストレスをも吹き飛ばしてしまう力があります。週の真ん中で、気軽にスカッと楽しめる痛快なストーリー展開って、ストレス発散にもなりますよね。

「リーガルV」人気の秘密:「ドクターX」ファン待望! 米倉涼子のはみ出しプロフェッショナルブランド再び

米倉涼子といえば、「ドクターX」の大門未知子を思い出す人も多いのでは? 「ドクターX」から「リーガルV」へと移行した視聴者にとっては「あれれ? なんだか似たようなキャラ設定・・・」と思った方も多いのではないでしょうか?

しかし、「ドクターX」の根強い人気を見れば、同じようなテイストのストーリー展開、キャラ設定はあながちハズレではないはずです。設定を医者から弁護士へと変え、継続する自由奔放キャラ「ドクターX」で築き上げたブランドをそのまま本作に引き継いでいます。

口コミを見てみると、”「ドクターX」の二番煎じ”という声も見受けられましたが、私は逆に、だからこそ固定のファンが付いてくるし、「ドクターX」を見ていない視聴者をファン化させているのでは? と感じました。また、同じようでありながら、

『群れを嫌い、大きな組織で一人戦う大門未知子』から

『自ら組織(弁護士事務所)を作り管理人となる小鳥遊翔子』

へと変化球を投げてきたのは、視聴者に「二番煎じ」と思わせておいて「ん? ちょっと違うぞ」という発見や新鮮さを与えているようにも感じます。

「新たなキャラで新しいファンをつける」八方美人さではなく、「同じ路線のキャラでブランディングしていく」という一本筋の通ったやり方は、大門未知子や小鳥遊翔子を彷彿させる、米倉涼子のブランド戦略なのかも・・・と、真意のほどは分かりませんが、私はそのように感じました。

 

「リーガルV」人気の秘密:密かに流行っている? 本業や職業を無視する「〇〇しない」ドラマ

・探偵なのに推理しない「貴族探偵」

・小児外科医なのに、手術はしない(させてもらえない)「グッド・ドクター」

・外科医なのに、組織に属さないフリーター医師「ドクターX」

そして、本作「リーガルV」は「弁護しない元弁護士」と、本業や職業を無視する「〇〇しない」フレームに当てはまるドラマです。

本業や職業を無視する「〇〇しない」ドラマの魅力は、意外性や視聴者が想像しにくいストーリー展開があるといえます。従来の

・推理する探偵

・手術をする外科医

では、スキルや経験を持っていることが容易に想像できるため、意外性はありませんが、安定感・安心感があります。そこに視聴者は魅了されているのかも知れません。反して、

・探偵なのに推理しない

・外科医なのに手術しない

・弁護しない元弁護士

など、「推理しない人」「手術しない人」「弁護しない人」というのは、言葉だけを見るとスキルは一応ありながらも、”しない”時点で一般人と一応は同じ目線に立っているといえます。そこから生まれる不安定さが、ハラハラドキドキを生み出しているのかも知れません。

 

「私、弁護士資格持ってないんで」

 

この言葉からは無責任なイメージを受けてしまうのですが、相反して、弁護士資格はないけれど、弱者を救う姿。弁護士資格がないのに弁護士事務所を立ち上げる主人公の「無鉄砲さ」がとにかく痛快でスカッとします。なぜ弁護士資格を失ったのかは、今後徐々に明かされていくと思いますが、そこも見どころですね!

「リーガルV」人気の秘密:主演・米倉涼子の脇を固める共演者にあり

ストーリー展開は、確かにドンデン返しの気持ち良さ、爽快感があります。「ドクターX」に続く、米倉涼子の圧倒的な存在感もファンを魅了してるのでしょう。

しかし、視聴率をキープし続ける秘訣は、主演・米倉涼子を取り囲む、共演者にあるのではないかと感じています。

・パラリーガルとして現役ホスト役であり、甘いマスクの三浦翔平

・珍しくコミカルな役所で、新境地を開拓した高橋英樹

・「ドクターX」に引き続く、勝村政信との共演

・悪役の定番菜々緒や

・悪役は珍しい向井理

・悪役のボスを演じるのは、小日向文世

・安達祐実、荒川良々といった存在感を放つ脇役陣

など、主演としても活躍する、実力・実績のある俳優たちが、脇役として存在感を出しています。また、ゲスト出演する俳優たちも絶妙です。

第一話:アンジャッシュ児嶋、山谷花純

第二話:斉藤由貴、平山浩行

第三話:桐山漣、岡本信人、原日出子

など、配役が凄まじくハマっているなぁと、毎回感心してしまいます。存在感を放つ米倉涼子と、それに負けない個性豊かな演技を見せる共演者、全てが相まってドラマを盛り上げているのだと思います。

という訳で今回は、主婦の目線での軽めのゆるっとした感想と、視聴者目線で分析した、人気の秘密について解説していきました。

「リーガルV」は、毎週木曜よる9:00〜放送中。週の真ん中、スカッとしたいあなたにオススメのドラマです!

 

おっしまーい!

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