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「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」を暗号で語る

加藤広大 加藤広大


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出典:公式Facebook

「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」の監督であるルッソ兄弟は、本作公開前に「今後、数ヶ月は同じレベルの秘密主義を守ることをお願いしたい」との声明をSNSに投下した。

「#thanosdemandsyoursilence(サノスは沈黙を要求する)」なるハッシュタグも用意され、キャストたちも自身のTwitterやInstagramを使い、未視聴者の映画体験を守ろうとキャンペーンを張った。

その結果、公開後のインターネットはどうなったか。ネタバレの嵐である。

【ネタバレあり】
「ここからは本編を観てからお読みになってください!」というのは、書かなければいけない人もいるのだからして、まだ仕方ないとしても

【ネタバレなし】
「公式がネタバレを禁止しているので詳しいことは書けませんが」と前置きしつつ、思いっきりネタバレをカマしている記事もある。

前者もなかなかに牧歌的だが、後者は端的に言ってテロリストのようなものである。
撃たれた後に伏せても遅い。さらにえげつないのはウィキペディア(Wikipedia)で、最初から最後まで丁寧にストーリーが書かれている。ある意味すごい。

しかし、ネタバレについては私も他人事ではない。今から本作について色々と書いていかなければならないからだ。つまり、うっかりするとネタバレ側に加担してしまうことになる。
では、極力ネタバレをせずにコラムを書くにはどうすればよいか。

15秒ほどじっくりと考えた結果、暗号を用いて書くしかないという結論にたどり着いた。暗号と言っても簡単で、登場人物名や用語などを、まったく関係のないワードに変えて書いていく形を取ることだ。

勘のいい映画好きの方ならば、この時点でお気付きだろう。本コラムは「ウィークエンド・シャッフル ザ・シネマハスラー(2010年12月18日)」にて、宇多丸氏がおこなった伝説の暗号批評「SPACE BATTLESHIP ヤマト」インスパイアである。

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