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小笠原諸島出身の私が、14歳で東京に転校して驚いたこと

オルカ オルカ


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全校集会では遅れて体育館に入ってきて、みんなが体育座りをして静かにしている中、注意しに来た先生と口論しているヤンキー。シャツの下に赤いTシャツを着てはだけさせ、腕にジャラジャラつけたブレスレットを鳴らして歩くヤンキー。校内の天井に度々穴を空けるヤンキー(あんな高いところにどうやって穴を空けていたのか、今でも気になっています)。 校舎の2階の窓から、校門前の通路にお弁当のおかずを投げ捨てるヤンキー。

私はそれまで、ヤンキーというのは漫画や映画の世界にしかいない存在だと思っていました。美少女戦士や、ネコ型ロボットと同じようにファンタジーな存在だったのです。それが、そんな存在が、学校にいるなんて! 小さい頃からテレビで観ていた芸能人に出会ったような、ある種の興奮を覚えてしまったのは言うまでもありません。

あまりに興奮したため、自宅に帰ってすぐお母さんに「ヤンキーがいた! 本物のヤンキー! 漫画の世界の話じゃないんだね!」と、息荒く報告したのでした。

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