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コピーライターが書いた本30冊

街クリ編集部 街クリ編集部


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21. 『これから、絶対、コピーライター』
黒澤 晃(2015年)宣伝会議

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就職活動中のコピーライターになりたいと思っている人向けに書かれたのがこちらの本です。著者は、博報堂でコピーライターをされており、若手のコピーライターの採用や育成なども行っていた黒澤晃さん。コピーライターという仕事がどういうものなのかということから始まり、コピーの書き方などについても例題を用いつつ解説してくれます。

コピーライターになれるのは、才能のある人だと思って諦めてしまう人もいるかもしれません。しかしこの本を読むとやる気が自然と湧いてきます。そしてこの本の最大の特徴は、購入した本の写真と 「#ツボ伝ツイート」というハッシュタグつけて課題コピーをツイッターに投稿すると先生が添削してくれるという特典があるというところ。この本のツイッターアカウントを見ているだけでもかなり勉強になります。

22. 『広告をナメたらアカンよ。』
山本高史(2016年)宣伝会議

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雑誌『宣伝会議』の人気連載「広告を『読む』。」を書籍化したものになります。著者の山本高史さんは電通でコピーライターとして活躍した後、独立されました。オリンパス「ココロとカラダ、にんげんのぜんぶ」、JR東日本「Suica」などが代表作となります。

そんな山本さんが「広告を作る」ということについて徹底的に語っています。広告を愛する著者の話はどれもズシンと心に響きます。「広告とは」、ひいては「言葉とは」、「コミュニケーションとは」、と改めて考えさせられる一冊です。

23. 『手書きの戦略論 「人を動かす」7つのコミュニケーション戦略』
磯部光毅(2016年)宣伝会議

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博報堂でコピーライターをやられたのち、個人事務所を立ち上げた磯部光毅さんによる1冊。コピーライティングに関する本というより、コミュニケーション戦略に関する本です。磯部さんがコミュニケーション戦略の方法を7つに分類し、それぞれについて解説してくれます。

普段関わらない人からしてみると「コミュニケーション戦略って難しそう」と思いがちですが、本書ではイラストや身近な例などを用いて解説されているため、どんな人でもスラスラと読むことが出来ます。コピーライティングだけでなく、マーケティングについても学びたいという人はまずはこちらの本を手にとってみてください。

24. 『未来は言葉でつくられる 突破する1行の戦略』
細田高広(2013年) ダイヤモンド社

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博報堂でコピーライターをされたのち、米国のクリエイティブエージェンシーなどで活躍されている細田高広さんによる本になります。細田さんは広告のクリエイティブの仕事だけでなく、数々の企業の経営者と向き合い、その企業のビジョン開発に関わる業務を行っております。

そんな細田さんの経験を元に、こちらの本では会社や人生のビジョンやミッションの表現方法について書かれています。さて、自分が夢として思い描いていることを一行で表現するにはどうしたらいいのでしょうか。強い言葉は強い影響力を持ちます。会社全体の士気を高める言葉を作りたい方、そして自分の人生の目標をはっきりさせたい方、ぜひこちらの本を読んでみてください。

25. 『困っている人のためのアイデアとプレゼンの本』
福里 真一(2014年) 日本実業出版社

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コピーライターそしてCMプランナーとしてBOSS「宇宙人ジョーンズ」、ジョージア「明日があるさ」、トヨタ「こども店長」、ENEOS「エネゴリくん」など数々のヒットCMを手掛けてきた福里さんによる1冊です。こうした輝かしい経歴を聞くと、「この人は天才だからできたんだ」と思うかもしれませんが、本書で福里さんは入社から10年間まったく芽が出なかったと話しています。

そして福里さんは、人とコミュニケーションをとるのも苦手といいます。そんな福里さんがどのように企画を考えプレゼンしているのか、肩の力を抜いて紹介してくれます。仕事が上手くいかない人、人とのコミュニケーションが苦手という人、とにかくプレゼンが上手くできず悩んでいるという人におすすめの1冊です。

26. 『「売り言葉」と「買い言葉」 心を動かすコピーの発想』
岡本 欣也(2013年)NHK出版

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日本たばこ産業の「あなたが気づけばマナーは変わる。」や、日本郵政「年賀状は、贈り物だと思う。」などのコピーを手掛け、現在はテレビアニメのクリエイティブディレクターなどもやられている岡本欣也さんによる本書。売り手目線の「売り言葉」と買い手目線の「買い言葉」というオリジナルの目線でコピーについて解説してくれます。

自身が手掛けたコピーや過去の名コピーをもとに、どうしたら「心を動かす」言葉を紡げるのか、について懇切丁寧に説明されています。そして名コピーが作られた背景を知ると、「そういう風に考えるのか」と驚きます。言葉を考える際の「視点」について考えさせられる1冊です。

27. 『名作コピーに学ぶ読ませる文章の書き方』
鈴木 康之(2010年)日本経済新聞出版社

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こちらはアウトプットの方法論ではなく、インプットについて焦点を当てて書かれた本になります。インプットの方法論についてが主題となっているコピーライティングに関する本は珍しいです。著者は『名作コピーの教え』でもご紹介した鈴木康之さん。

『源氏物語』、『ヴィヨンの妻』、「ハムレット」などなど、プロのコピーライターの目線から名作・名コピーの読み方を教えてくれます。本を読む際の視点を変えるだけで、世界が広がる、と体感できる本になります。「コピーや本をもっと読みたい!」と思わせてくれる一冊となっています

28. 『仕事のスピード・質が劇的に上がる すごいメモ。』
小西 利行(2016年)かんき出版

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「ライターにおすすめのビジネス本30選」の記事でもご紹介した小西利行さんの仕事術に関する本になります。会議中に大事なところがちゃんとメモに取れない、メモを取ったはいいが必要なときにすぐに出せない・・・など悩んでいる方は案外多いのではないでしょうか。

そんなお悩みに小西さんが答えてくれます。小西さんの実際のメモが掲載されているので、それを見ながら効率的かつ分かりやすいメモのとり方について学ぶことができます。また小西さんと親交があり、「メモの達人」でもある伊坂幸太郎さんとの対談についても必見です。

29. 『ブレイクスルー ひらめきはロジックから生まれる』
木村 健太郎、磯部 光毅(2013年)宣伝会議

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先ほどご紹介した磯部さんと、8つのグランプリを含む100を超える国内外の広告賞を受賞してきたコピーライター木村健太郎さんによる1冊。今活躍しているコピーライターの二人が、一体どんな風に頭を使ってアイデアを考えているのかについて解説してくれています。

アイデアというのはひらめきだけが頼りだと思われるかもしれませんが、ひらめきという感覚的なものだけでなく、論理的な思考が必要であるという事がこの本で分かります。そしてその論理的に考える方法についてこの本でヒントを手に入れることができます。思考に行き詰ってしまったときに、読みたい一冊です。

30. 『インターネット的』
糸井重里(2014年)PHP研究所

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コピーライターといえば糸井重里さんを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。糸井さんは、1998年よりウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」を主催されています。そんな糸井さんが「これからのインターネット」について書いた一冊となります。

2001年に書かれた本ですが、まさに「予言」と言っても過言ではないほど、今のインターネット社会に当てはまる部分も多く驚かされます。こちらの文庫版は2014年に発刊されており、新たに追記された部分も読むことができます。これからのインターネットがどのように進化していくのか楽しみになる1冊です。

まとめ

30冊紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。どの本からも広告に対する愛を感じることができ、読んでいるこちらまで広告が好きになります。コピーライターになりたい方にとっても、普段のコミュニケーションを円滑にしたいという方にとっても、どれも勉強になる本ばかりですので、ぜひ読んでみてくださいね。

またこちらの記事の中でもコピーライターの方が書かれた本を紹介しておりますので、ぜひチェックしてみて下さいね!

それでは今日はこの辺で!

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