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Webライターが書いた本30冊

街クリ編集部 街クリ編集部


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21. 『ネットのバカ』
中川淳一郎(2013年)新潮社

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博報堂を退職した後、雑誌の編集やライターの職につき、現在はウェブメディアや週刊誌で執筆・編集を行っている中川淳一郎さん。『ウェブはバカと暇人のもの』など著書も多くあります。

ここ数年で、SNSを使用する人が爆増していますが、その一方でSNSを使って一般人も炎上をしたり、匿名であるからといって暴言を吐き名誉毀損で訴えられたりする、などということが多発しています。そんなSNSやネット社会に顕在化する問題を中川淳一郎さんが一刀両断。改めてSNSやネットとの関わり方を考えさせられる1冊となります。

22. 『名称未設定ファイル』
品田 遊(2017年)キノブックス

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品田遊さんという名前は知らないかもしれませんが、twitterで有名なダ・ヴィンチ・恐山さんといえば聞いたことがある人もいるかもしれません。小説は「品田遊」というペンネームを使って書いているそうです。そんな品田さんは、普段はオモコロを運営している会社で働いています。

こちらは、SNSや人工知能など現代社会の事象をモチーフとした小説が盛り込まれている短編集となっています。不思議で不気味な物語が多数掲載されており、「意味が分かると怖い話」などが好きな人にとっては堪らない短編集となっています。

23. 『ここは、おしまいの地』
こだま(2018年)太田出版

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2017年に刊行された1冊が大ヒットし、「Yahoo!検索大賞」の小説部門で大賞を受賞するなど非常に話題となりました。元々は普通の主婦として、ブログや同人誌の制作を行っていたこだまさん。現在はブログを執筆しつつ、雑誌などで連載を持っています。そんなこだまさんの2冊目が2018年に発売されました。

本作は、サブカルチャー系雑誌「Quick Japan」での連載をまとめた短編集です。こだまさん特有の思わず笑ってしまうような語り口でこだまさんの日常に起こる災難が描かれています。どんな悲惨なエピソードも笑いに昇華してしまうこだまさんに尊敬の眼差しを向けると共に、自分も逞しく生きていこう! と勇気が貰える1冊です。

24. 『女子をこじらせて』
雨宮まみ(2011年)ポット出版

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フリーター、バニーガールを経て出版社に入社しライターとして活動をはじめた雨宮さん。フリーのライターとしてウェブなどで連載を持っていました。本作品をきっかけに生まれた「こじらせ女子」という言葉は、流行語大賞にノミネートされました。

本作品では、自分自身の女性性と上手く向き合えず生きにくい人生を送っている雨宮さん自身の葛藤が描かれています。こちらの作品に以外にも雨宮さんは本を出版されており、どの本でも根底にあるテーマは「女性として生きていくことについて」です。「女性として生きていく」ことについて悩んでいる人はぜひ雨宮さんの本を読んでみてください。

25. 『間違いだらけの婚活にサヨナラ!』
仁科友里(2015年)主婦と生活社

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芸能関連のコラムや恋愛論を得意とするライター仁科友里さんによる婚活アドバイス本です。辛口だけど的を射ているのが仁科さんの文章の特徴です。

こちらの本でも仁科節が炸裂しており、綺麗ごとや建前など一切なく結婚するにはどうすればいいかアドバイスをくれます。結婚に夢を抱きながら婚活されている方には少し耳の痛い話が多く掲載されているので、心して読むことをおすすめします。ブログやツイッターなどでも、芸能ニュースや恋愛について語っていますので、合わせてぜひご覧ください。

26. 『なぜ幸せな恋愛・結婚につながらないのか 18の妖怪女子ウォッチ』
ぱぷりこ(2017年)文藝春秋

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「妖怪男ウォッチ」というブログから人気に火が付き、現在はウェブでも連載を多数持つ売れっ子Webライターぱぷりこさん。恋愛系の「あるある」記事執筆が得意で、読んでいると思わず過去に付き合っていた人や周りの友達を当てはめてしまいます。

こちらの本もそんなぱぷりこさんの得意ジャンルである「恋愛あるある」がテーマです。「ハイスペ限定女子」や「ピンとくる信仰女子」など癖のある恋愛をしている女性を妖怪女子として紹介。「友達にいるな」と笑って読みながら、「あれ? これってもしかして私のこと?」とぎくりとすることもあったりするので面白いです。ぱぷりこさんの鋭い観察眼が光る1冊となっています。

27. 『整形した女は幸せになっているのか』
北条かや(2015年)講談社

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ウェブを中心に執筆を行っている北条かやさん。社会系の話題が得意で著書に『キャバ嬢の社会学』などもあります。また執筆活動だけでなく、テレビでコメンテーターなどもしており、活躍の幅をどんどん広げています。

こちらの本では、女性の整形について取り上げており、整形した女性への取材や中村うさぎさんとの対談などが掲載されています。「整形をする」という事が、かなりリアルに描き出されており、そうした世界が気になるという人にはおすすめの1冊となっています。

28. 『ボクたちはみんな大人になれなかった』
燃え殻(2017年)新潮社

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2017年に話題になった小説といえば、『ボクたちはみんな大人になれなかった』です。ストーリーも切なくて良いのですが、「90年代」の象徴とも言える様々な記号が散りばめられており、その時代に青春を送った人にとっては堪らない作品となっています。

著者の燃え殻さんは、twitterのフォロワーが19万人にのぼり、「140文字の文学者」と呼ばれています。田中泰延さんによるエンタメ新党で、こちらの本が書かれた際のエピソードが語られていますので、本と合わせて読むとより楽しめます。

29. 『オカマだけどOLやってます。完全版』
能町 みね子(2009年)文藝春秋

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現在、テレビやラジオなどでも活躍されている能町みね子さんですが、元々はブログ「オカマだけどOLやってます。」が話題となりそれをきっかけに、文筆家としてデビューされました。テレビやラジオだけでなく現在も様々な本やコラムを執筆しています。

こちらの本は上記のブログをまとめたものとして出版されました。自分が男性であるという事を隠しながら働いていた能町さんのリアルな体験が描かれています。性同一性障害という、一見重くなってしまいがちなテーマですが、軽妙な文章で面白く一気に読めてしまいます。「能町みね子さんって一体何者?」と思っている方はぜひこちらの本から読んでみてください。

30. 『ラブホの上野さんの恋愛相談』
上野(2016年)KADOKAWA/エンターブレイン

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たんたんとした語り口で的確な恋愛や人生へのアドバイスがtwitterで話題となり、ウェブメディアでコラムなどを持つようになった上野さん。twitterのフォロワーが現在29万人にのぼり、上野さんをモデルとしたドラマが放送されるなどとにかく大人気となっています。

こちらの本では読者からの恋愛・人生相談に対して、あますことなく上野さんのアドバイスを読むことができます。様々な事に対して経験が豊富な人でも、目からウロコが落ちるようなアドバイスが多く、老若男女楽しめる本ですのでぜひ読んでみてください。

まとめ

以上、30冊ご紹介してきました! 一言でWebライターといっても、小説、漫画、エッセイなど様々な種類の本がありますよね。面白い切り口の本ばかりですので、どれを読んでも楽しめること間違いありません。

せっかくですので普段読まないジャンルにチャレンジして、新しい発見をしてみてくださいね。

それでは今日はこの辺で!

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