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ライターになるための11の方法

街クリ編集部 街クリ編集部


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7. 出版社主催の出版セミナーに参加し本の出版を目指す

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出版社が主催している「出版セミナー」というものに参加して最終的に本を出すという方法になります。出版社が独自に開催しているセミナーでは業界にいる人の声を実際に聴くことができるので今はどんな作風が受けているのか、世の中はどんな文章に惹かれやすいのかなど自分の文章を照らし合わせてダメな部分を改善していくことができます。

また本の出版までにどのような工程を踏んでいくのかを知ることもできるので出版するという決意まではないけれど、将来的には本を出す仕事に関わりたい…という方も一度セミナーを受けに行ってみるのもおすすめです。出版社の方との面談ができる場所もあります。

自費出版とは

自分で出版のための費用を出して本を出版する方法です。個人で出版する場合は代理で装丁だったりデザイン、校閲などを外注することもできます。また自費出版を前提として企画・出版してくれる企業もあります。全ての費用を自費で負担することになるので売れなかった場合は大赤字になります。

出版セミナーでは、「自費出版」についても詳しく教えてくれると思いますがどうしても自費出版で本の出版を目指している方は事前にSNSで知名度を上げたり、少量を作りイベントで販売するなど地道に売り進めていく必要があります。ですが売れた場合、印税は全て作者の元に入るので、回収できる見込みがある場合はお得です。

企業出版とは

企業自体が自分で費用を負担して本を出版する方法です。小説や漫画が多い商業出版と比べて職業に特化したものや、企画として通した本を出版する場合が多いです。書き手の文章を直してくれる編集者がついていることもあり自費出版よりはクオリティの高いものを出版することができます。

企業出版は主に集客の増加やブランディングを目的をしているので売上重視の商業出版とは少し変わってきます。作者として売り出したい時に利用することも多いです。また企業のPRに繋がる専門の本を出版しているところもあります。

商業出版とは

本を出版すると聞いて、真っ先に浮かぶのが出版社から執筆者に原稿を依頼するという形だと思います。こちらを「商業出版」といいます。自費出版とは違い、出版社や企画者の方で出版費用を負担してくれます。売れなかった場合出版社の損害になるので、賞をとった作家や今までヒット作を飛ばしてきた作家に主に依頼が来ることが多いです。

はじめて本を出したいという方には商業出版はあまり機会がないです。また、雑誌の方で連載していた作品を改めて本として出版する場合にもこの「商業出版」が多いです。商業出版の場合、著者には本の売れた分だけの印税が入ってきます。多ければ多いほど印税が増えます。

8. 出版社に企画書を持参し売り込む

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出版社に直接「企画書」を持ち込み、自分を売り込む方法です。漫画や小説でも原稿を出版社に直接持ち込んで売り込みをかけますが、そのように自分の文章を営業しにいくスタイルになります。「企画書」には、どんな内容の本にするのか企画の主な内容や構成についてしっかり書けていることが最低限必要になります。

本格的に本の作成を受けてくれそうであれば納期の記載や、企画だけでなく文章の一部などを作成しておくと便利です。企画が無事通れば自分の本を出版することができるので実力に自信がある方は売り込んでみるのがおすすめです。

企画書は難易度が高い

出版社は先ほど紹介したように本がいかに売れるかという点で出版を決めているので、企画書が通るまでにかなり時間や手直しが必要になります。あまりに能力が低い場合は取り合ってくれないこともあります。逆に荒削りでもユニークなものや売れそうな企画が盛り込まれている場合は、編集者と一緒に手直しをしていくことで最終的に本の出版に繋がることもあります。

根気のいる方法ですが自分の書きたい文章をしっかり売り込めるので文章能力に自信のある方は是非挑戦してみて欲しいです。読みやすいように全体的にわかりやすく文章をまとめること、キャッチコピーを入れるなど飽きさせない工夫をしていくのが大事です。

最終的に小説家になりたい場合は企画書より小説の持ち込みがおすすめ

文章を書くのが好きだけれど、ライターとして働いたのちに最終的には小説家に転身していきたいという方も多いと思います。小説家になりたい場合は出版社が独自で主催している賞に持ち込んだり小説を掲載している雑誌に直接売り込みかけたりするのが一番の近道です。

文章能力を補いたい場合は、他で働きながらスキルをあげていくという方法もあります。企画書とは少し別になりますがこちらの方法も頭に入れておくのがおすすめです。

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