• MV_1120x330
  • MV_1120x330

30越えフリーランスが転職するためにやるべきこと

ユーコ・ノラ ユーコ・ノラ


LoadingMY CLIP

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

なのに未練が残る「フリーランス」

「転職」には多くのエネルギーを使う。とくにフリーランス歴が長いほど会社勤めの人とは、違う意味でのプレッシャーを感じることもある。

さらに、30代の転職は少し欲張りになってしまう。婚活に通ずるものがあると思う。

「お金」だけが転職理由なら目的はクリアだ。収入の良い転職先から片っ端に落としてゆけば良い。だが実はそんな簡単なことではない

企業から企業に転職するのとは違い、フリーランスから企業への転職を考える時に必ず頭に浮かぶことがこれだ。

「シャバで働ける気がしない」

雨の日も風の日も、いつもと同じ場所にいつもと同じ時間に出勤する。苦手な同僚や上司とも顔を突き合わせなければいけない。「普通のことだ」と呆れる人もいるだろうが、出勤せずとも普通に働き収入を得る体験をした人間が、そちらに足を一歩踏み入れることは想像以上にしんどいものだ。

フリーランスのメリットをあげればあげるほど魅力は募るばかり。真面目に転職を考えるほどにフリーランスへの未練もまた募るものだ。

漫画『昭和元禄落語心中』の中で、その人生全てを芸にとらわれた落語家の「八雲」が、生死の境を彷徨ったあげく、死に切れなかった自分を「未練だねぇ・・・」と語る場面がある。落語と心中すると決めた落語家の艶っぽいお話だが、まさにそんな気持ちである。

街角のクリエイティブ ロゴ


  • このエントリーをはてなブックマークに追加

TOP