トラベルライターにとってのライフライン
「いつでもどこでも世界中で仕事が出来る！」が売りのトラベルライターですが、実際はそうも言いきれません。
世界には日本のようなハイスピードWi－Fiがないところも多く存在します。先ほど「今ウズベキスタンにいるけどいつでも～」と言いましたが、ウズベキスタンのWi－Fi環境はまだまだです。テキストならまだしも、画像が送れないくらいの環境です。
こんな感じで、世界にはインフラが整っていない国や、少数民族が暮らす村や森、大自然の中に隠された秘境など、様々な場所があるので、日本へデータを送るのには苦労します。それでもネット環境があるだけまだマシです。
もし昔のように原稿を紙に書いていたとしたら、送るのにかなりの時間がかかっていたでしょう。「すみません、船便なので2週間遅れます」なんて言えませんし、この世にインターネットが出来てほんと良かったです。
トラベルライターに必要な個性
出典：By Alan Weir「Writer」 @ flickr
そしてこのトラベルライターですが、実に数多く存在します。ブロガーから編集者、カメラマンから旅人まで、多くの人々がトラベルライターとして世の中で活躍しているのです。そこにはやはり特技や個性が必要なのかなと感じます。
ライターである限り、本来であれば文章や言い回しで表現できることが一番ですが、私の場合「100か国以上を旅して、実際に自分の目で見たり感じたりした感覚」を大事にしています。コピペだけのまとめサイトにならないよう、リアリティーを追求しながらこれからも世界の様子をお届けしたいと思うのです。
