ぱっと見て直感的に良さがわかる画像が、インスタ映え。
文章のオチとして秀逸な画像が、Twitter映え。
そもそもTwitterで自分のタイムラインに流れているものを「いいね!」する確率と、インスタで自分のタイムラインに流れているものを「いいね!」する確率はかなり違います。なぜならインスタには基本的にポジティブな画像しか投稿されていないため、フォローしている身内相手には評価基準が甘いこともあり、だいたいの画像に「いいね!」と思います。そして実際に「いいね!」と思ったら「いいね!」ボタンを押します。つまり身内に関して言えば、ぱっと見でポジティブそうな画像なら、よっぽど悲しいキャプションが付いていない限り「いいね!」を押す対象なのです。さらにインスタは、検索画面で画像の一覧を見ているとき、そこにキャプションは表示されません。他人の投稿の場合は、画像が「いいね!」もしくは「気になる」と思うものでなければそのページにとぶことすらしないため、キャプションは読まれないということ。やはりここでも、ぱっと見の良さが勝負ということになります。
一方で先ほども触れた、Twitterはつぶやきに興味を持った人しか画像を見ようとしない説。文字を読んで「どんなものだろう」と思い画像をタップしたのなら、その先には「どんなものだろう」の答え、ネタ系・感動系・納得系などジャンルは様々ですが、オチとなる画像がなければ期待を裏切ることになります。そしてこれは逆に言えば、単体で見ると特に面白みのない画像でも、ツイートのオチとして使われたときに秀逸であるならばTwitter映えの可能性があるということです。