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おそらく、今世紀で最も「ばかうけ」という言葉がSNS上に乱舞したであろうきっかけとなった映画「メッセージ」。両公式がコラボポスターを発表するなど、もはやネタが成層圏の外へと飛び立っております。
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SF映画と米菓子、有り得ないコラボな気もしますが実はそうでもありません。人間6人挟めば誰でも繋がるように、世の中にあるすべての物事は何かしらで繋がり、輪になっているものなのです。
では、「メッセージ」と「ばかうけ」のつながりとは一体何なのか? 形状が似ているだけなのか? いやいや、それだけではありません。ばかうけには、バリンとボリンというキャラクターが存在しており、「ばかうけ星」の生まれだということが公式から発表されています。
出典:ばかうけスペシャルサイト
しかし、地球外知的生命体であることを一度は明言しておきながらも、公式はいけしゃあしゃあと「本当は新潟県新発田市出身である」と記載しています。が、これはロズウェル事件に際して、米国がおこなった一連の情報操作と同じで、不都合な真実を隠すための嘘でしょう。
さらに、基本的には手のひらサイズのバリンとボリンですが、実はこいつら、自由自在に大きさを変えることができるんですよ。
ここから、実はばかうけは本当に本作に登場するエイリアン、ヘプタポッドを内蔵して宇宙を旅してやって来たのではという驚きの「バリン・ボリン仮説」が導かれます。人間に食われても何ともないばかうけですから、ヘプタポッドを中に入れることなど造作もないことでしょう。
出典:ばかうけスペシャルサイト
冒頭で掲げた公式ポスターにもしっかりと宇宙空間に漂うばかうけが激写されています。嘘の中に少しだけ真実を混ぜる。これが巧く物事を隠す秘訣ですよね。
これ以上こじつけて書いてしまうと色んな意味で社会から消されかねないので、話題を地球上に存在する米菓としての一般的なばかうけに巻き戻しますが、ばかうけの「ばか」とは、新潟県の方言であり「ばか」は「とても、すごく」という意味なんですね。
すごくウケて欲しいという願いを込めてネーミングされた商品なのです。
しかし、関西ではそこまでばかうけず、一時期「ええやんか」と本当にどうでもいい名称に変更してしまったところ、まったくウケずに元の名前に戻された黒歴史もあります。
商品名ひとつで売上がまったく違ってくる。言葉というのは、ばかに難しいものですね。
そんなわけで、誰にでも扱えるけれども、だからこそ難しい「言葉」や「言語」が重要なテーマの映画「メッセージ」。まずは予告編をご覧ください。
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